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┃ Label Master's Diary

2004年01月の日記

別れがある

いくつになっても人との別れは寂しいものだ。
あんなに木更津を出たかったのに、それが俄かに揺らぐ。

大切に取っておいたドクター・ペッパー・ダイエットを飲みながら、昔よく歌ったフォークソングの一節を思い出した。

「さよなら 僕の懐かしい友 僕を育ててくれた人
 今は僕も大人になって 古い町を出て行く
 めぐる季節 流れる時 人生のそれぞれに  
 終わりがあり 初めがある そして 別れがある」

今までお世話になった人たちに、再度お礼を言いたい。

ああ、今日は普通に心情の吐露だなぁ。
蛇足だが、今朝も尻が便器にはまった。

2004.1.31[Sat]

退社 a go go

ええと、本日をもって、副業であるサラリーマンの方を退職してきたのだ。
まず、結果から言うと、物凄く気持ちの良い退社であった。
いきなり花束とかくれるし、みんな優しいし、
良くわからん人がイソジンを10箱くれるしで「終わり良ければ
全て良し」なんて、事は単純には運ばねぇ。と思っていたが、
運ぶ運ぶ。めっちゃ速達。超トランスポート。
全然機嫌イイもん、僕。
普通に泣いたし。
いやー、困った。

うむむ、しかしここは臥薪嘗胆、あの頃の苦しみを忘れてはならぬ。
「今までお疲れ様〜」では済まない事だって多いぞ!

まあいずれにせよ、木更津では、全くいい事のない2年間だったが、それは今日で帳消しにしてやろう。
とか思った。お人良し社長、危機一髪である。

結構泣いたので、お肌のつやが良い。
これを「新陳退社」と呼ぶ。

とか書きつつ、今自宅トイレ(洋式)で便座を下ろさないまま
腰掛けて、尻が見事に便壷にはまった。
やはり悪意の町だ、木更津。FUCK。

(2004.1.30[Fri])

ミカン湯

ええと、まず「ゆず湯」というのが回文であることは、
皆気づいていただろうが、あえて言わせてもらえば、
「上から読んでもゆず湯、下から読んでもゆず湯」
と、呟きつつも僕は明後日でこの木更津から晴れて脱出する。

昨日から木更津に戻って今日も出社してきたのだが、
どうも周囲の皆が気を使ってくれて、なかなかに居心地が良い。
コレならもう少し働いてもいいなぁ、などと考えたが、はたと正気に戻り、
なりほど、こういう作戦だったのか。と1人ベランダで頷いた。

それにしても、転居というのは意外にさびしいものだ。
さらに、僕の寮は一つ屋根の下に同居人がいたわけで、
この同居人が面白いヤツだったため、寂しさが倍増しているのは否めない。

仮に同居人を長谷川英明(仮名)としよう。
彼は、僕と一緒に前の会社(アイワ(仮))が潰れたので
一緒に逃げて来た仲であり、ガンダム好きの人たちが多くて
今の会社で孤立していた僕の数少ないの友人であった。
性格も僕を合致する部分が多く、一緒に二人で飲み明かした夜も
少なくない。

ただ、僕とは対照的に長谷川君(仮名)は風呂が好きで、僕が7分くらいしか風呂に入らないのに対して、
彼は夜に約40分、さらに朝にシャワーを浴びる、という僕から見れば果てしなく超人なのであった。

そんな彼が、去年の末に誰からかミカンをもらってきた。
僕も長谷川君(仮)もミカンをそれほど好まないので、もらってきたミカンは
台所の隅に所在無げにぽつんと座っていた。
そんな状況が2週間ほど経ったある日、二人で
どうもこのミカン、可愛そうだな、と話をした。しかし
どうも今更こいつを食うのも忍びない。如何にすべきか?と
二人で頭を捻ったところ、彼が妙案を思いついた。
ゆず湯の代わりに「ミカン湯」にしよう、というのだ。
さし当たって良い案も浮かばず僕も同意し、その日は人生初の
「ミカン湯」に入湯したわけである。

まあ、僕は短い風呂なので、たった一個ぽかんと浮かぶみかんを
ぽんぽんと手で弄んで、たいして香りもしないなぁ、と思いながら出てきたが、
どうやら長湯の長谷川君も同様の感想だったらしく、それ以来その日の
ミカン湯は二人の間でその後、「なかったこと」になった。

そして、先ほど風呂に入ったところ、なんと気付けばまだ
お役を終えたミカンは未だに風呂にぽつねんと佇んでいたのだった。
あの日以来「なかったこと」になっていたが、今では半分形が
崩れていつつも、形はしっかりしていた。
その佇むさまは、まるで僕ら二人の木更津における短い青春を
見届けている主のようであった。



などと、綺麗な文になってしまったが、
実際捨てなきゃねー、ミカン。
ねぇ?長谷川君?(仮)

(2004.1.29[Thu])

I THINKのライブを見てきたのである。

それにしても、無職というものは感動の連続だ。

昨日は記憶もあやふやに寝たが、起きたのが午後2時。
3畳オフィスで一緒に寝ていたヒロシが起きて開口一番、
「なんで俺がテツ(ミサワテンプルVo&Gt)に追われなきゃいけねーんだよ!しかも裸で」
などとほざいていて、僕は本気で混乱した。
(彼の夢だったらしい)

僕は7時くらいから吉本の放送作家(前述の片山氏)と会う予定であったが、時間があったので、今度犬ナイトに出てもらうI THINKのライブを見に行った。

I THINKは良いライブバンドで、勝手に体が動いてしまう。
後ろで静かに見るつもりが、気づいたら見知らぬヤツと肩を組んで歌っていた。
当社デザイナーの無職オオバに至っては、メガネを割ってしまっていたようだ。

結局片山氏は時間の都合で会えず、残念ながら木更津に帰ってきた。
これから3日間だけ、幻の会社員生活に戻る。

右はライブに来ていた野良犬(このバンドも犬ナイトに出てくれる)のVoである。
トレードマークのモヒカンを剃って、坊主になっていた。
凛々しいアホ面である。期待は募る。

2/7は法事でもない限り、絶対に来るように!

(2004.1.28[Wed])

ユージンケリー インストアライブ@タワーレコーズ吉祥寺店

本日は吉祥寺のタワーにユージンケリーが来る、とのことで、
ユージンだけに友人を連れて見に行った。
さて、そろそろ自害しようかな。

まあ、僕の自害の前にユージンケリーはどうだったか、というと
ヴァセリンズ、ユージニアスの頃の曲が目白押しで、しかも変わったこと一切なし、
3コード満載の1時間だった。
その後、サイン会などもあり、非常にアットホームな時間を過ごした。
サイン会にはみんなその場で買った新譜や持参したヴァセリンズのCDにサインをしてもらっていて、
僕も何かにサインをもらいたかったが、その日タワーで購入したCDは
「サンボマスター」であったため、断念せざるを得なかった。
非常に残念だ。

一緒に馳せ参じたnoth pole frequency(ex no-ikketsu)Voのひろしくんは「ディスクユニオンでNIRVANAのNEVERMINDを買ってきて、それにサインをもらう」と騒いでいたが、それも無理やりに止めた。
サイン会の終わったユージンを飲みに誘う作戦も失敗に終わった。

いやーしかし、こういうおっさんはいくら禿げていてもかっこいいなぁ。と。

その後、ひろしくんと荻窪オフィスで飲んだ。

あ、なんかこういうのって、日記っぽいなー。
こういうのでいいのかな?社長のくせに超等身大。
もっと凄いことが書きたいたいな。

えーと、あー、世の中間違っている!
と。

以上です。

(2004.1.27[Tue])

pizza

それにしても美味くて困るのがピザである。

正月も4日間で3回夕食がピザであったが、その勢いは衰えることを知らず、
どうも今年はピザの当たり年らしい。
聞けば、今年のピザは、身が締まっていつつも脂がすごく乗っていて
20年に一度のピザの豊年らしい。うれしいことだ。

そして、ピザにあう飲み物といえばやはりコカコーラである。
あの炭酸がピザの熱さにマッチして、口の中が小暴動である。
ピザにコーラ、そしてそこまでくれば、あと必要なものは
パンクロックのビデオであり、昨日はテーブルのピザ、プラスモアチキン、
コーラで一気に流し込み、RANCIDのPVでセイハロー状態で、それはそれは至福のひと時であった。

RANCIDの「ルビーソーホー」のPVはかっこいい。
ピザとコーラが美味い。
これだけは僕が死んでも忘れないで欲しい。

以上です。

(2004.1.26[Mon])

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