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┃ Label Master's Diary

2009年08月の日記

┃ 寒い

ここ数日、秋のような涼しさで、今日などはもう涼しいを通り越して寒い。
まだ衣替えをしていないので、長袖のシャツを着たら、会社に行くような
格好になってしまった。

昨日は選挙があり、民主党が大勝したようだ。
僕も投票に行ったのだけど、毎回あの、裁判所のヤツはどう反応していいのかわからず、
白票を入れてしまう。
あれって正確に把握している人って一般人でいるんだろうか。

その後スタジオで丘君が3時間歌い、その後大場君と寿司を食い、コーヒーを飲んで
政治速報を携帯で見ていた。
大場君はiPhoneを買っており、WEBの閲覧とかいちいち早いしかっこいいので、
しょっと嫉妬した。

俺も!iPhoneが!ほしい!

でも、ワンセグはiPhoneには付いていないようで、僕は回転寿司屋で
ワンセグを見て、隣のオヤジにジロジロ見られた。
iPhoneが欲しいと、こういう結果になる。

--
職場に復帰しそうである。

仕事をしなければならない。

アデュー

2009.8.30[Sun]

┃ いい話

テツ君の日記に
「年を取ってオシャレじゃなくなるのは、当時のファッションを引きずって
新しいデザインの服を買わなくなるからだ」
と書いてあって、「なるほど」と思い、
マルイにて骸骨が書いてある、年相応でないポロシャツを買った。
骸骨の横には、英語の筆記体で文字が書いてあったのだけど、
気にせず着ていたら、本日同居人に
「それ、フーリガンって書いてあるね」
を指摘され、即座に恥ずかしくなった。
30歳でフーリガンと大書してあるポロシャツを着てのこのこ外を歩くのは
勇気がいる。
僕は挫けたのだった。

--
結構前だけど、「イイ話」をブックオフ仲間のマキト氏から聞いて、
事あるたびに友人に話していた。

どういう話かというと、
ブックオフの姉妹店みたいなお店でハードオフというのが地方にはあり、
そこには中古のスピーカーやら楽器やら、おうちで眠っているテレビにパソコン、オーディオモニター等が売られている。
ハードオフはそれを格安で売っており、その上それを切手に金券、ハイカなどなどで買い物ができるので、
僕や鈴木君、マキト氏などは喜び勇んでいくわけである。

で、そこにはジャンクコーナーというものが必ず存在し、そこには
壊れたテレビやパソコンなどが雑多に積んであり、そこから随意
欲しい人が掘り起こして買っていくのだけど、
必ずどこの店でも、テレビのリモコンだけがカゴに山盛りで入っているのである。

毎回、リモコンなんて誰が買うのだろう、と思っていたのだけど、
なんとマキト氏は、自宅のリモコンがなくなり、ハードオフに行くたびにリモコンコーナーを見ていたら、
ついに同じ型のものを見つけた、というのである。
しかも、100円だったと。

おお、リサイクル!

これはイイ話だ。

と、
ここまで書いてきてなんだけど、別にイイ話でもなんでもなかった。

--
で、さらに僕も最近、似たような体験をした。

僕はFostexのMTR(録音機材)を持っていて、結構スタジオに持って行ったりするのだけど、
いつもケースがなくて不便だったのだ。

大きさは大き目のノートパソコンくらいだが、厚さが5cmくらいあり、
普通のバッグなどには入らない。
なので、いつも困っていたのだけど、最近MTR専用のケースを
リサイクルショップのかばんコーナーで見つけた。

おお、リサイクル!

いい話!

と思ったのだけど、やっぱり別にそうでもなかった。

ちなみに、MTRのケースは300円だった。
--

前に書いたとおり、髪を切った。

イチローと猿をかけて、イチローで割った感じの髪型である。

アデュー

(2009.8.28[Fri])

┃ 髪を切った

髪が伸びすぎていたので、切ろう切ろうと思っていた。
そして、日に日にその思いは強まり、強まる方向が髪の毛の長さに
シンクロしたため、
本日、髪の毛を切りに行く段階では、「坊主にしよう」と
髪を切りたい思いが極端に長さに出てしまった、という良くわからない状態になっていた。

で、床屋に行ったのだけども、座って開口一番「坊主にしてください」と言ったら、
理容師さんは、おお、と言う顔をして、「ありゃ、何かあったんですか」と聞くので、
「いや別に」と答えると、
「じゃあ、急に坊主にすると色々問題があるから、短くしましょう」
という提案をしてくれ、
結果僕は「ソフトモヒカン」というような、中途半端な髪型になった。

30歳を過ぎると、なんだか別にどうでもよいような気がして
帰ってきたのだけど、これは似合っていない。
ショックである。

--

我が家の一番近いメシ屋は、マンションの2軒となりの蕎麦屋である。
しかし、蕎麦屋は夜の8時に閉まってしまうため、なかなか時間が合わない。
そして、2番目に近いのは、徒歩一分ほどのところにある中華料理屋である。

中華料理屋は、いたって普通の町の中華料理屋で、味も外見も特徴がないのだが、一点だけ大きな問題を抱えている。

というのは、いつ行っても、厨房で亭主と奥さんが喧嘩しているのだ。
しかも、毎回結構激しく。

「ちんたらすんじゃねえ」とか「てめーは子供かよ」みたいな罵声が
奥のほうで飛んでいる中、食べる食事が美味しいわけがない。

よって、毎回注文した後に、奥で怒鳴り声が聞こえると
「ああ、こんな店に来なければ良かった」と
後悔するのだけど、近いからまた行ってしまう。

今日も、今行ってきた。
今日は
「だからうちはいつまでたっても貧乏なんだよ!」という
怒鳴り声が聞こえてきた。

もちろん、食事は不味かった。

改善して欲しい。

アデュー

(2009.8.25[Tue])

┃ ソラニン

ずっと気になっていた浅野いにおと言う人の「ソラニン」という漫画を本日、買ってきて読んだ。

漫画を買うのはすごく珍しいことで、我が家には、
つげ義春数冊と漫画太郎「珍遊記」しかない。

で、「ソラニン」だが、読みながら唸り、読後に「うわー」となった。
とてもよかった。
こういうものには素直でありたい。




--
本日は、柄シャツを購入した。

30歳になり、Tシャツやポロシャツはなかなか難しくなった。

やくざっぽい柄シャツが、結構似合う年頃なのである。

ああ、ソラニン読んだあとからかもしれないけど、30歳って
ガクっとくるなぁ。

アデュー

2009.8.23[Sun]

┃ バスから

先日から、何かとネット環境のないところにいることが多く、不承不承ケータイからネットを使っていた。
ぼくはケータイでネットをするのがあまり好きではない。
遅いし、キーが打ちづらいからだ。

しかし、世の中はケータイ真っ盛りだ。
ネット業界も、PCのサービスというのはあまり面白くなく、「唯一希望があるのはケータイ」ということになっている。

というわけで、今僕もこうやってケータイで日記を書いてみているのだけど、 これは面倒くさい。

最近の若者は両手を使ってキーを打つが、三十路の僕には、ちょっとできない。
技術的にも無理だし、なにより見てくれが悪い。

頑張っている。


さて、今バスに乗っている。
iPodではペイブメントの「カットユアヘア」がおわり、ピートヨーンの曲が流れてきた。
場所は品川と白金高輪の間くらいである。

先程、子どもを連れた親子が斜め前に座ったのだけど、
ずっと夫婦喧嘩をしていた。
しかも、内容がものすごく幼稚で、 バッグを床に置くか席に置くかで大喧嘩である。


多分お互いに何をしても腹が立つ状態なのだろうが、かなりみっともない。
子どもも可哀相だ。

また、最近の夫婦だからか、言葉遣いが汚い。
嫁が「てめー」とか「さわんな、キモい」とか言っており、なんだか悲しくなった。
頼むから仲良くしてくれ。


そうかと思うと、さっき降りていったカップルは、
見事なイチャつきぶりで、微笑ましかった。
何もバスで彼氏のヒゲを抜いてあげなくても。

そろそろ指が痛くなってきた。しかももう目黒に着いた。
iPodはヘイデンのセカンドの曲になった。

アデュー

2009.8.22[Sat]

ASIMO見てきた

僕は、HONDAのASIMOがちょっと好きである。
ちょっとというか、結構好きである。

ASIMOは二足歩行のロボットである。
夢がある。こういうのは、良い。

そして、動画を見たり、サイトを見たりしていたのだが、
どうしても実物が見たくなり、先週末同居人を連れて、お台場の未来館というところへ行き、
アシモのショーを見てきた。

最近のアシモは踊ったり走ったりする。
ショーでは走ってはいなかったが、存分に歩き、踊っていた。
僕は非常に満足した。

学生時代、実験の授業で鉄の棒を立てる平衡制御の実験をして
すごく大変だった記憶があるが、そんなものの比ではない。
感動した。

だってこれですよ。



これ、ロボットって、すげくね?

--

連日、時間があるので、タリーズに行ったりドトールに行ったりしていたのだが、
最近、目黒のサンマルクが居心地良いことを発見した。

サンマルクは実はコーヒーが安く、スタンプカードで5回に1回
コーヒーがタダになるし、クーラーが効き過ぎなくらいで
涼しい。

タリーズやドトールも良いのだが、毎日行くならサンマルクである。
チョコクロもうまいし。

そんな感じです。

アデュー

(2009.8.20[Thu])

┃ 地震に際して

下田で地震に見舞われた際、唯一丘君だけが心配して電話してきてくれて「いい人だ」ということを書いておきます。
いや、マジでうれしかった。

下田からの帰路、同居人の実家の国立に寄って、色々話していたら、
今テレビで放映している「官僚たちに夏」というドラマが面白い、という話になり、
HDレコーダーに録画していたものを、DVDに焼いてもらってきた。

そして、今それを一気に見ているのだけど、とても面白い。

しかし、テレビ不信の我が家では、「このドラマではアメリカが敵として描かれているから、
反米のプロパガンダじゃないか」とか
「愛国主義の刷り込みじゃないか」とか、
色々憶測が流れて、素直に楽しめない。

原作が書籍であるらしいので、読んでみたい。

--

鈴木君と同様、旅先でブックオフやらセカンドストリートやらに寄って、
やたら古着やCDや本を買い物をしてしまった我々は、
今、古着、CD、本の山の収納に腐心している。
旅先で日常の買い物をしてはならない。
困ったものだ。

さし当たって、30枚ほど買ったCDを片っ端から聞いているので、その感想。

bjork「TELEGRAM」・・・同居人は気に入っていた。僕はあまり好きじゃない。

CATATONIA「EQUALLY CURSED AND BLESSED」・・・悪くもないが、良くもない。

Bonnie Pink「evil and flowers」・・・良い。トーレヨハンソン。
テルスター「心ふるわせたこと」・・・前半は良い。後半、だれてくる。

AMERICAN Hi-Fi「ROCK'NROLL NOODLE SHOP」・・・日本でのライブ版。文句ない。

バーナードバトラーのソロ・・・もうちょっとだった。
ビーバスバットヘッドのオムニバス・・・解説がうるさい。
PURESSENCE・・・海には合わなかった。
一青窈の1st・・・歌詞が面白いけど、なんか惜しい。
ZWANの1st・・・良いのだけど、スマパンに比べて憂いがないので、ちょっと物足りない。
STEREOPHONICS「YOU GOTTA GO〜」・・・声が良い。けど、アメリカンロックみたいでもある。
BEATLESS「LIFE MIRRORS」・・・あまり印象がない。
PUSA「RARETIES」・・・同居人は喜んでいたが、別にプレジデンツのデモ音源とかうれしくなかった。
MANDO DIAO「Clean Town EP」・・・聞いてみたら、持っていた。
ケミカルブラザーズのリミック版・・・思ったより良かった。

他にも、タヒチ80のリミックスCD、NOFX、Charlie Sexton、かせきさいだぁ、あと良くわからないグランジバンドやエモバンドのCDを数毎聞いたが、
あまり印象にない。

--

髪が伸びたので切りたい。

アデュー

(2009.8.17[Mon])

┃ 下田

下田に行ってきた。

初日から震度5弱の地震に見舞われ、その上台風まで来ていて
死ぬかと思ったが、無事に帰京した。

海には入らず、ずっと家の壁を塗ったり、壁紙を貼ったりしていた。
唯一、水族館に行ったくらいで、他にはあまり旅行っぽいことをしなかった。

最寄の白浜海岸はすごい人で、サーファーだけでなく、ヤンキー的な人も多かった。

そろそろ下田に飽きそうで怖い。

あと、最終日に星君と無事に仲直りしました。
関係者の方、ご迷惑をお掛けしました。

アデュー

2009.8.16[Sun]

┃ ユーキ

昨日は、大場君のフランス人のいとこのユーキと天ぷらを食べた。
ユーキは現在ドイツに住んでいて云々、と色々説明を受けたが、
英語だったので良くわからなかった。

ユニクロの魔界村のシャツをあげた。

また、日本語のスラングとして以下の言葉を教えてあげた。
「マジ」
「やばい」
「袖の下」
役に立つといいなと思う。

--
ラーメン話で、僕が一方的にムトウ君に絡んでいたら
温厚な彼もちょっと怒ってしまったようだ。

度々に渡ってムトウ君が「ラーメンの話はしたくない」と書いているのに
「どうなんですか」「意見を聞かせて」と執拗に迫った僕が悪い。
全面的に悪い。反省しています。

ムトウ君、ごめん。気を悪くしないで下さい。
僕が全面的に悪かった。

あと、ブログも楽しみにしているので続けてください。

--
昨日の夜は、そんなムトウ君率いる「いかづら菩薩」のライブに行かず、
丘君と練習をした。

丘君はビールを、僕はカシスオレンジを飲んだため、グダグダになった。

丘君、ごめん。


というわけで、僕は色々な人に謝らなければならないのだ。
ごめんなさい。

のりピーが捕まったようだ。

アデュー

2009.8.9[Sun]

┃ 酒井法子

覚せい剤絡みで、酒井法子が行方不明らしい。

昨日までは「行方不明=事件に巻き込まれたのでは」というような見方だったが、
本人から知人宅に電話があったり、夫が「酒井も覚せい剤を使っていた」と供述したり、
ATMからお金を引き出していたことから、
「行方不明=でも、生きている=逃げている」となって、逮捕状も出たところで、
一気にメディアの書き方も攻撃的になった。

今現在、ヤフーニュースのアクセスランキングが1位から20位まで、全部そのニュースである。

--
酒井法子といえば、思い出すのは僕の亡き祖父で、彼は酒井法子好きだった。

今思えば、80過ぎて好色な爺だと思う。
部屋に酒井法子のポスターが貼ってあったりした。
子供心に違和感を覚えたが、不思議と嫌悪感はなかった。
爺さんのキャラ勝ちだったのだと思う。

その後も部屋から大人向けの雑誌が出てきたりして、しかもそれが結構
最近のものだったりしたので、「あの爺さんは、いつまで現役なんだ」と
感心したものだ。

そんな祖父も他界し、多分ポスターや雑誌は父が処分したのだろう、
父と僕はその反動でやたら女っ気のない男になってしまった。
いや、僕はタダ単にもてなかっただけか。

しかし、酒井法子は今でも写真を見るときれいだ。
アジア圏でも大人気らしいし、すげーな。

--
そういえば、大原麗子も亡くなったようだ。

祖父は彼女も好きで、雑誌の切り抜き(!)などがあった。

これはちょっとひいた。

切り抜きって。

というわけで、なんか身内の恥をさらした感じになったが、
僕はなんとか生きています。

先日ドトールからの帰り道、自転車に乗りながら嗚咽。

アデュー

(2009.8.6[Thu])

┃ いかづら

本日はトリドリファクトリーの巻く音氏とお話した。
色々楽しみが増えた。
今後ともよろしくお願いします。

--
先日、よろずおしゃべり仲間のマキト氏と一緒にコーヒーを飲んだ際、
「文庫本交換会」とした。
読み終えた文庫本をお互いに交換して読み会おうという趣旨である。
趣味も生態も似たようなマキト氏なので、持って行く本がかぶったらどうしよう、などと考えていたら、
マキト氏は5冊ともホラー本で固めていて、僕は負けた感じになった。

というわけで、つらいながらもホラーを読んでいるのだけど、これがなかなか曲者である。
何より、ホラーは文章がくどい。
また、構成が入り組んでいて、難しいものが苦手な僕は、筋を追うだけで精一杯であり、なかなか内容を楽しめない。

頑張って読もうと思う。

しかしマキト氏、反則だよ、これ。
--

ムトウ君より、「ラーメン語る論」について、返答が来た。

「ラーメンを語るのは、なぜ恥ずかしいのか」と言う問いについて、
いくつか日記上で回答してくれている。
いいヤツだ。

ムトウ君も悩んでいたのか、結構散漫な書き方なので、
かいつまんでみると、

・映画を語っても作品に影響がないが、ラーメンは店に影響を与えることができる
・素人でも語りやすい風潮になったから、語る人が増えた

概ねこの2点のようだが、僕が考えるに、これはピントを外していると思う。

1点目については、「だからなんだ」というところだ。
口コミの影響が色濃いなら、むしろ語る方が正しいのではないか。
それとも、それが怖い、ということだろうか。

2点目についても同様。
語る素人が増えたから、自分は語るのが恥ずかしいと言うことなのだろうか。
ここが飛躍していて、僕には理解できなかった。

--
彼の意見だけ求めていて、自分の意見を言わないのはフェアでない気がするので、僕なりに考えてみようと思う。

なぜ、ラーメンを語ることができないのか。

それは、「反ナショナリズム」というような所に起因すると思う。

ラーメンはもはや国民食だ。その存在は誰も否定できない立場まできてしまっていると思う。
そして、「ラーメンが全部食えないから好きじゃない」という
僕ようなのマイノリティを除いて、「みんなラーメン好きでしょ?」という
問いに真っ向から反論できる人はいない。

で、そこに来て、寿司や天ぷらと違い、「自分たちの時代の日本スタンダード」という自負もある。
これは、ワールドカップの日本代表を応援する輩にも似たところがある。
実際、
「中国のラーメンとはね、別物だよ。日本のラーメンは。独自の進化を遂げたんだよ」
と鼻高々に語る人を何人も見た。

そして、いつしか万人はラーメンについて、意識することを余儀なくされ、
逆にラーメンに意見を持たない人、というのが、許されない風潮になった。
これぞ、食の民族主義である。

彼らは暗にラーメンで愛国心、郷土愛をはかる。

そうなると、栃木生まれオルタナティブ育ち、
悪そうなヤツは大体国道4号を走る暴走族、
というような僕にすれば、それに撥ね返って当然である。

別にサッカーやラーメンで団結しようとは思わない。

そして、ラーメンナショナリズムの先にはラーメン全体主義、ラーメンファシズムがある。
コレは怖いことだ。

それに警鐘を鳴らすのが「ラーメン語るのNG」に繋がると思うのだけど、どうだろう。

ムトウ君、もう一度僕にわかるように説明して欲しい。
--

そんなムトウ君率いる、いかづら菩薩のライブが、
今週末にあります。

8月8日(土)吉祥寺PLANET K
open18:30/ start19:00
※いかづら菩薩21:10〜

時間のある人は是非。
僕は、余裕があったら行く予定だ。

アデュー

(2009.8.5[Wed])

┃ 映画とラーメン

書いてみるもので、早速木更津のユリケン氏から、ベースアンプを
頂戴することになった。
ありがたいことだ。

引き続き、機材ください。

--
先日からのムトウ君との会話の続きだが、似たようなものを思い出した。

床屋かどこかで読んだサライか何か(出典やたら不明瞭)で、築地の寿司屋の紹介がされていて、そこの店主が嘆いていた。

曰く、
「最近は若いお客さんがいらっしゃるのはうれしいが、携帯でパシャパシャ写真を撮るのはやめてもらいたい。
寿司は写メを取るもんじゃない。食うもんだ」

ちょっと笑ったが、自分もこういうことがある。
身につまされた。

--
で、「ラーメン語るな問題」について、もう一歩踏み込んでみると
「なぜラーメンを語るのはNGなのか」というところだ。

「ラーメンは語るもんじゃない、食うもんだ」というのは、ただの啖呵なので、
別に論理的に説得力があるものじゃない。

で、また、いきなり話は横道にそれるのだけど、以前また何かの本で読んだ
(これ、多いな)、高田渡のインタビューで、高田渡に対して評論家がネチネチを絡むのに業を煮やして
高田が一言「そんなに言うなら、あなたがやったらいいじゃないか」
と言い捨てた、というエピソードにも
「ラーメンは食い物」と似たような、暴力的なねじ伏せ方がある。

評論家も「それをいっちゃおしまい」という気分になっただろうと思う。

そういうわけで、なぜラーメンを語っちゃいけないのか。

最初に述べておくが、別に僕はラーメンを語る人を擁護しているわけでもなく、かといって馬鹿にしているわけでもない。
あくまで素朴な疑問だ。

ムトウ君のブログには、

だってあの高い拉麺一杯から、快楽を受け取っていないもの。評価しなくていい拉麺の美味さったらありませんし、評価しないんだったら一杯¥600以上の拉麺なぞ食えない、そう思います。

と書いてある。

つまり、評価するためにラーメン食う、という行為に、辟易しているのだ。

これは大いに分かる。
この、「目的のすり替わり」は、一種カルトにも通じるものがあるかもしれない。

しかし、一方、彼は雄弁に映画を語る。

「映画は語るもんじゃない。見るものだ」
--

我々は映画館に足を運ぶ際、別に腹を満たす目的で行く訳ではない。
だが、語るために行くわけでもない。
(そういう人もいるかもしれないけど)

何かについて語ること自体が下衆、というのは、もっと乱暴な意見だ。
歴史はすなわち、コミュニケーションの積み重ねなわけである。
どんどん語るべきだと個人的には思う。

「映画」は堂々と語れて、「ラーメン」は恥ずかしい。

これについて、ムトウ君、これはなぜなのでしょうか。

--

ひとつ、語られるべき対象としての「映画」と「ラーメン」について共通点に気づいたので、ここに付記しておく。

「フィルムも麺も、放っておくと伸びる」

お、最後は「うまいこといった」感じになったが、意味深な感じはあまりない。

アデュー

(2009.8.4[Tue])

┃ 機材・楽器などください

8月になってしまった。
「なってしまった」と言うところから察されるように、基本的に後悔している。
6,7月は後悔の月であった。

下田の腐りかけた家を、ヤケクソでスタジオにしようと思い立ち、
早速ドラムセットをオークションで買った。

というところで、音楽関係の皆様。

要らなくなった楽器、機材をください。
もしくは、僕の持っている大量のパソコン(最近また増えた)と交換してください。

今欲しいのは、
・スピーカー
・ギター・ベースアンプ
・キーボードアンプ
・キーボードスタンド
・マイク・マイクスタンド

あったらいいな、と思うのは
・ギター、ベース本体
・ミキサー
です。

心当たりのある優しい方は、メール下さい。
godmikami@hotmail.com

--
武藤君より、「ラーメンを語るのは無粋」ということで、決着が付いてしまった。
まさにその通りなのでございましょう。

以前、何かで読んだのだけど、
「食通なんてのは、三代に渡ってコックを雇っているような出目でなければ、語る資格はない」と
野坂昭如が言って、グルメたちが一斉に黙った、という。

かのムトウ先生が上記のように仰るのであれば、僕ごときは黙るしかない。
--
twitterの面白さというのが、良くわからなくなってきた。

アデュー

2009.8.1[Sat]

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