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┃ Label Master's Diary

2010年03月の日記

┃ 煙草について

神奈川県では、レストランなどでも禁煙にするような条例が敷かれたらしい。
分煙ではなく、禁煙。全面禁煙である。

どこで吸えばいいんだ、という声がネットに書いてあった。

先日も書いたが、「じゃあもうタバコ売るなよ」という話である。
神奈川県の喫煙者には同情する。

煙草はマラソンとか散歩に似ている。

「タバコは、発がん性のリスクの高いし、臭いし、気分転換なら他のことでできないの?」

というのは、喫煙者にとって耳にタコができるくらい聞かされる言葉だが、
感覚としては、マラソンが趣味の人に

「マラソンは、足をくじくリスクの高いし、汗かくし、気分転換なら他のことでできないのか?」

というのと同じようなものだ。
もしくは、散歩が趣味の人に

「散歩は車にひかれるかもしれないし、無意味だし」

と言っているようなものだ。

「言われてみれば、そりゃそうだけど」という話である。
その行為自体が好きなのだからしょうがない。

有害無害は、別にどうでもいい。
車にひかれるかもしれない、というくらい不毛だ。

--
「いや、煙草は他人に迷惑かけるから」というのもよく聞く。

煙草を吸わない人が、煙を吸うのは厭だ、というのは理解できる。

だが、それを言うなら、僕は歩いていて向かいからマラソンランナーが走ってくるのを、わざわざ避けるのは厭だ。
散歩している人が突然立ち止まったりして、歩くペースを乱されるのも厭だ。

もっと言うなら、雨の日に傘をさすのもいやだし、満員電車に乗るのもいやだし、
二日酔いで頭が痛いのも、郵便局が5時でしまるのも、
病院で待たされるのも、レンタルビデオを借りて返せないのもいやだ。

きりがない。
ので、どこかで線を引く。

分煙という線引きで納得できない理由は、僕にはわからない。

--
今まで何度の値上げも受け入れてきた。
今度の値上げも受け入れる。

だから、喫茶店でタバコを吸う楽しみを奪わないでくれ、と切に願っています。

アデュー

(2010.3.29[Mon])

┃ 目黒にて酔し大騒ぎをしたの巻

昨晩、10時過ぎにお腹がすき、同居人に連れられ目黒の中華料理屋さんに行った。

その中華料理屋さんは、よくある「スタッフが全員中国人」というお店で
味はおいしいのだけどコミュニケーションに若干苦労する。

で、せっかくなので同居人はビール、僕はカシスソーダを頼んだのだけど、
なんか様子がおかしくて、いきなりカシスソーダがジョッキで出てきた。

それは良いとしても、一口飲んで味がどうもおかしい。
確実に焼酎が入っているのである。

ご存じの通り、カシスリキュールには既にお酒が入っているので、
普通はソーダ水で割るのだけど、
どうもチューハイ用の焼酎ソーダで割ってあるようなのだ。

しかし、僕もこんなものにおめおめ負けるわけにはいかないので、
飲み始めたのだが、ジョッキ一杯飲み干す前に泥酔してしまった。

こういうものは俗に「ちゃんぽん」と呼ばれ、品の良い良い方をしない。

僕もその通りで、おぼろげながら覚えているのは

・ベッドで尿意を感じ、同居人に向かって
「どうしてもペットボトルに一度おしっこをしてみたい。ペットボトル持ってこい」
「いやいや」
「頼む。一度だけでいいから」
「いやいや」
というのを繰り返す。
・持ってきてもらったエビアン水を、脱いだ靴下に向かって乾杯する。
・とか思うと
「僕が死んだら、この世に何も残らないのか」
とさめざめ泣く。

という一連の行為をした。間違いなくした。

同居人にはいつも申し訳ないと思う。

アデュー

2010.3.28[Sun]

┃ 人生いろいろ

最近、しみじみと「人生いろいろだなぁ」と思う。

人はそれぞれ、色々な道を歩んで、当たり前なんだろうけど
みんな違うのだ。

不思議なことだ。
ふすぐなこつだ。

--
そういえば、こんな記事を見つけた。

オリコンシングルチャート、30位の売上が史上初の1600枚台…100位は史上ワースト更新・527枚
http://blog.livedoor.jp/ustan777/archives/51672159.html

本当かどうか知らないが、オリコンの100位って、今だと527枚売れると
入れるらしい。

僕らのレーベルのCDでもそのくらい売れたような気がする(1年かけてだけど)から
なんとCDの売れないことだろうか。

で、翻って僕はどうかというと、意外にCDを買っている。
ただし、全て中古である。

--
で、これまた本当かどうかわからないが、

米国の iTunes の売り上げと日本の着うたの売り上げがほぼ同額(出典:日経エレクトロニクス)という事実をご存知ですか?
http://q.hatena.ne.jp/1107228887

日本では着うたが売れているらしい(2006年のデータだけど)。

本当かよ、と思う。

これについては、後日ゆっくり考えてみたい。
--
余談だが、今週のオリコン1位はこれだそうだ。



おお、何とも終末的だ。

アデュー

(2010.3.25[Thu])

┃ もう3月も終わりか

早いなぁ。

連休、宇都宮で鈴木君や野崎君と会った。
それはそれで楽しかったのだけど、僕は実家によって落ち込んだのだ。

僕の実家はまだ宇都宮にあるのだが、両親は箱根の祖父の家に住んでおり、
弟は実家から車で1時間ほどのところで一人暮らしをしている。
つまり、実家には誰も住んでいないのだ。

一時期、「もう誰も住まないのなら、売ってしまうか人に貸したらどうか」と両親に進言したのだが、
「いや、あの家はお前たちの帰るところだから」ということで
そのままになった。

家はがらんとしており、郵便受けにはチラシがぎっしり入っていた。
25年ほど前に建った家だから、あちこち古くなってきている。

そして、なんだか悲しくなったのだ。

家族の思い出というのは消えないが、場所だけが風化していくのを見るのは
悲しい気分になる。
なんだか思い出も一緒に風化したような気がした。

こうやって世代って受け継がれていくんだな、とか
鈴木君に語っていたら、「実家があるのはあるので色々悩ましい」という話をしていた。

20歳くらいの時は、別に何も思わなかったのだけど、家って大切なものだな。

ああ、なんか31歳だなぁ。
と思ったのだった。

アデュー

(2010.3.24[Wed])

┃ 無駄の意味

目黒駅の駅ビルには、区役所の出張所があり住民票の発行などは
わざわざ区役所に行かなくても済む。
ただし、できるのは住民票の発行くらいで、その他手続きはやはり
区役所に行かなければできない。

これはこれで、まあ便利なのだけど、数回行くうちに気づいた。

殆ど業務がないはずなのに、やたらと人数がいるのだ。
僕は夕方か夜の時間帯に行くことが多いのだけど、5,6人待機していることがある。

一部の窓口業務しかしていないはずなのに、なぜこんなに人がいるのだろうか。
別に無人で機械が一台あるだけでも良いくらいの機能しかないのに、無駄だなぁ、と思う。

--
話は変わるが、我々の業界で一番「割のいい」お客さんは、公官庁自治体、各種行政法人、そして肥大化した大企業である。
(うしろに行くほどおいしい)
なぜかというと、彼らは「無駄が多くコスト感覚がない」からだ。

彼らは中小企業と違い、予算を使い切ることに腐心している。
かつ業務はなるべくアウトソーシングして、自分に
業務が降りかからないように考えている。
必要な資料すら作りたがらない。
(まれに情熱的な人もいるけど)

よって受注したければ、予算を見定めたうえで、「どれだけ優れているか」よりも
「どれだけ担当者が楽か」をアピールすれば良い。

普通の企業と、上記のような企業でひとケタ額が違う、というようなことも良くある。

無駄だなぁ、と思う。

--
というようなことを同居人と話していたのだけど、
これはきっと仕方がないことなのである。

全容が見えないような組織ほど、末端の仕事はどうでもいいものになり、
それをすみずみまで見渡すのは不可能なのである。

一時期、ITが導入して「ナレッジの共有」だの「業務の効率化」だの
騒いでいたが、根本が深いので改善はしても解決はしない。

結局、人が多く集まるとこういうことは避けられないのだ。
人は能力に差があり、能力の高い人もいれば、低い人もいる。

そして同時に、会社(や前述のような組織)はパブリックなものであるから、
能力の低い人にも仕事を与え、社会に参加させるという意味がある。
区役所にしても、これで雇用が数人でも確保できれば御の字なんじゃなかろうか。


というわけで、今後はそういう人も暖かい目で見ることにしよう。
それすなわち、愛である。

と、昼間喫茶店でおばちゃんに混ざってコーヒーをすすりながら考えた。

無産者の愛、であった。

アデュー

--

(2010.3.17[Wed])

┃ 30歳過ぎてみんなブログで丸くなる考察(またはDon't Trust Over 30)

最近よく遊ぶ(おもに喫茶店でしゃべる)makito氏は、かつて
新宿JAMや新宿RED CLOTHなどで、結構イイところまで行っていた
バンドのフロントマンである。

彼の率いるバンドは、男女ツインボーカルで、ガリガリに痩せたmakito氏は
わざわざFenderではなく、Founder(ニセモノ)のギターをかき鳴らして、
それはそれは怒っていた。

また、僕の高校からの親友である鈴木氏は、かつて文化的論客で、彼が芸術論というものを専攻して学んでいたため、
僕は何度も議論してはうち負かされて泣いていた。
彼も現状の日本の文化に対して、それはそれは怒っていた。

そして、こんな僕もかつては「筑波のアングリーヤングマン」と呼ばれ
ボロボロのミリタリージャケットや、自分で落書きしたコンバースのジャックパーセルなどを履いて
近所をうろうろする、それはそれは怒れる若者だった。

しかし、我々も30歳を過ぎて、徐々に怒れる理由もなくなり
makito氏は「自称 中野区でただ一人のニューカントリー研究家」となり、
http://grievousghost.jimdo.com/scratch-topics-1/
上記のような、「別にテンガロンハット関係ないじゃん」というような文章を書いているし、
鈴木氏は、幼いころの回顧録として
http://suzukikb.blog97.fc2.com/
「ああ、なんかイイ話だなぁ」みたいなことになっているし、
僕に至っては、本日「サバの味噌煮」を食べて
「ああ、うまいなぁ」としみじみ考えているしで、
どうにも30歳以上の大人を信じてはいけないという
ロックの本質は正しいのではないか、と思った。

アデュー

(2010.3.16[Tue])

┃ 道に倒れている人 動けずじっとしてる人


LÄ-PPISCH - Tanpopo (Toys II)

超高層のビルディング!
道に生えてる タンポポ!

道に倒れている人!
動けずじっとしてる人!

ということで、今日郵便局に行ったら、郵便局の前でフラフラのOLさんがいて
僕の目の前で倒れる寸前だった。

とりあえず、僕は持っていた大きめのトートバッグを彼女の下に
すばやく敷き、(この辺、僕かっこよかった)OLさんはその上に倒れた。

僕はあわてて、彼女の会社名と電話番号を聞き、その会社に連絡を入れ
さらに意識がなくなっているようだったので(貧血らしい)
あわてて救急車を呼び、そして周りのおじちゃんおばちゃんの
「脈を測ってみろ」とか
「大声で名前を呼べ」とか
「仰向けにしろ」などの指示を忠実にこなし、
(今思うと、なぜ僕は指図されたのだろうか)
会社の人と救急隊にOLさんを引き渡した。

我ながら、かなりの活躍を見せたのだけど、OLさんや会社の人から
「せめてお名前だけでも!」
みたいな展開はなく、全体的に周りも野次馬のおじちゃんおばちゃんばっかりで
「おつかれさまっしたー」
みたいな感じで解散した。

東京って色々あるもんだなー

アデュー

(2010.3.15[Mon])

┃ 前歯が折れてる

以前からここで書いているように、歯医者が嫌いである。

同時に、僕は歯並びが悪く、虫歯も多い。

これは非常に憂うべき状況で、
例えるなら、まきびし(忍者が撒くヤツ)の上を素足でマラソンしているようなものである。
痛い!何か靴を履かないと痛いんだけど、でもそのまま、みたいな。
(必殺、下手なたとえ)

というわけで、ぐずぐず理由を付けて歯医者に行かなかったら、
見事に前歯が折れてしまった。

ゆらゆら帝国の「人間やめときな'99」みたいな状況である。

歯が欠ける、というのは僕はまれにあるのだけど、前歯は初めてであり、
これはすごく外見が悪い。

偉そうなことを言っても、前歯が折れているので、「その前に歯医者行って来い」
みたいな感じになる。

というわけで、僕は明日3年ぶりに歯医者に行きます。

行きたくない。

アデュー

(2010.3.11[Thu])

┃ バカな友達

おバカな友達というのは、人生の宝だと思う。

僕自身、本当にしみじみバカなので(最近気づいた)、
類は友を呼び、最近またおバカな友達ができた。

そんなお友達のマキト氏は、自称「中野区で唯一のニューカントリー研究家」である。
ニューカントリーというのは、僕は良くわからないが、アメリカのポップスのようなものらしい。

そして僕としのぎを削るほどのダジャリスト(ダジャレを言う人)でもある。

そんな彼と、一緒にサイトを始めた。
http://grievousghost.jimdo.com

彼の最近のニュースは、ニューカントリーのシンガーがグラミー賞を取ったことらしいが、
僕は正直あまり興味がない。
そういった研究の成果もここで発表されるようなので、
もし興味があったら見てみてください。

そして、仲間も募集しています。
こちらからどうぞ。
http://grievousghost.jimdo.com/contact/

アデュー

(2010.3.10[Wed])

┃ 悶々とする

体調も悪く、天気も悪く、家でひたすら悶々としている。

毎日、煙草を吸い過ぎて気持ち悪い。

J-WALKの人が捕まったらしい。

アデュー

(2010.3.9[Tue])

┃ こぼれ話

昨日のおまけで、関根夫妻の結婚式のこぼれ話。
以下アラカルト形式。

・関根君はmixiのサンシャイン牧場にハマっているのが新婦には不満らしいが、
気持ちは分かる。なぜなら僕も一日一回水をやりに行かねば
落ち着かないからだ。

・ロック好きは、結婚式においてザ・ヴァーブの「Bittersweet Symphony」で入場する。
昨日含めて何度か体験したが、とても良い。
入場にすごく合うので、入場の曲に悩んでいる人はお勧めである。

・サークルの後輩の「ルンバちゃん」がいつの間にか作家になっていて、芥川賞の最終候補まで行ってたらしい。
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm

この藤代泉という人のようだ。すごい!
今度読んでみようと思う。

・新郎関根君は式の間Twitterで実況しており、家に帰って見てみたら
「お色直しなう」
とかつぶやいてた。
やるなぁと思った。

--
今日は7時に起き、二度寝し12時に起き、まさかの三度寝をしてしまい
起きたら3時半だった。
悔やまれる。

アデュー

2010.3.7[Sun]

結婚式@元町中華街

本日は大学時代の後輩である関根君、笠原さんの結婚式だった。

二人とはよく一緒にバンドをしたり遊んだりしたので
その二人の結婚とあらば!という意気込みで会場に向かったら
30分も早く着いてしまった。

式はとても素敵だった。
関根君は実は福山雅治に似ている、と気づいた。
笠原さんはとても細くてきれいだった。

あいにくの雨だったが、二人や周りが幸せそうなので
僕も幸せになった。

僕は先月に続き「乾杯」を絶唱した。
2番が歌えなかったのが残念だったが、僕だけは間違いなく気持ちよかった。

もうひとつ良かった点は新郎新婦ともサークルの仲間なので
サークルの友達や後輩がたくさん出席しており、
ちょっとした同窓会のようで楽しかった。
卒業以来あってなかった人、ちょくちょく会う人、なぜか全く口を聞いてくれない人、
など、総勢30名ほどいただろうか。
こういう機会をくれた二人には感謝したい。

ちなみに、二人は10年以上のお付き合いでゴールインした。
そろそろ独身の方が少なくなってきており、多少危機感を感じる。

いやぁ、何度体験しても結婚式っていいものですね!

二人ともお幸せに&遊びに行きます!

アデュー

2010.3.6[Sat]

┃ 「巨いなる乳」

ムトウ君の日記の「巨いなる乳」には笑った。
確かに浅田次郎っぽい。



これ、今日教えてもらったのだけど、よくわからないがすごい。
どういう経緯でこうなったのか知りたいものだ。

--
ダジャレwikiが僕の投稿「マクドナルドに行くドナルド」で止まっている。
後味が悪いので、誰か助けてください。
http://dajawiki.com

アデュー

(2010.3.5[Fri])

┃ Tシャツにまつわるエトセトラ

昨日、僕とアメリカに同じこと(365日違うTシャツを着る)をやっている人がいる、
と書いたのだけど、
当人とTwitterでコンタクトが取れた。

彼はブライアンというアーティストで、 Year Of The Tshirtというサイトをやっているそうだ。
http://yearofthetshirt.com

デザインがとてもオシャレなので、僕も負けじと昨晩まるまる費やして
ブログを作った。

http://365tshirts.com

ブログにはWordPressを使った。以前に触ったのは3年ほど前だったのだけど、
かなり使いやすくなっていてびっくりした。
しかし、データの移行がどうしても出来ず、まさかの手作業(60日分)でかなり時間を費やしてしまった。

ちなみにYOTTでは「Japanese kid wearing a different tshirt everyday of 2010」と
紹介されてしまったが、僕は31歳である。

よって、しばらくは
http://365tshirts.com

http://www.re-tshirts.com/
で両方更新する予定であるが、たぶん面倒になるので、
どちらか一方になると思う。


それにしてもTwitterは便利だなー。

アデュー

(2010.3.4[Thu])

┃ 同じことを考える人

思い切り奇抜なアイディアでも、同じタイミングで
世界に同じことを考えている人が3人はいる、という。

僕も昨年の終わりに「2010年は毎日違うTシャツを着る!」と考え
年始から実践してきたのだけど、
世界には本当に同じことを考えている人がいた。

http://yearofthetshirt.com

しかも、タイミングは今年の初めから、ということで全く一緒なのである。
びっくりした。

そして、僕の夢であった「いつか有名になり、Tシャツを着て写真をUPするだけでお金がもらえる」というのも、やっている人がいた。

http://rocketnews24.com/?p=18792

少なからず、ショックを受けている。

アデュー

(2010.3.3[Wed])

┃ mp3プレイヤーを買いあさって怒られるの巻

僕は家電、中でもデジタル系のガジェットが大好きである。

そして、中でもmp3プレイヤーにはとても弱い。
これは音楽好きというのを差し置いても、異様な興味関心がある。
夢があると思っている。

よって、我が家にはiPhoneを除いてもiPodが2台、そしていくつもの
mp3プレイヤーがある。

多くは韓国などの安物mp3プレイヤーで、秋葉原で2,3000円で売られているものだ。

これらは最初買ってきて、「おお、鳴った鳴った!」(当たり前)と
感動して、すぐに飽きてしまうのだけど、
これを最近、同居人が厭がっているのだ。

僕の同居人というは、これ以上大雑把な人はいないのではないかと
思うほど荒削りな人で、
僕のやることも買ってくるものも、全く無関心な人である。

僕が500枚のTシャツを仕入れてきても、1000本のネクタイをヤフオクで買っても、
突然胡弓をフリマで買ってきても、道でエレキギターを拾って
恍惚と磨いていても、何も言わなかった。

ソニーを辞めて大学院に進学するときも、ベンチャーを立ち上げる時も、
家と喫茶店をダラダラと毎日往復していても何も言わなかった。

だが、mp3プレイヤーを買いあさるのは
なぜか我慢が出来ないらしい。

「そんなにあっても使わないじゃん」
「iPodあれば十分じゃん」
などと、もっともな正論を吐く。

しかし、そういう問題ではない。
僕は夢を買っているのだ。
ポータブルカセットからポータブルCDプレイヤー、MDプレイヤーと
なんだか釈然としない感じを持ちながら使ってきた
僕としては、このmp3プレイヤーは夢の商品なのだ。

3cmくらいの本体に、数千曲の音楽が入る、となれば
正気ではいられない。

今日も僕は電気屋で、秋葉原で、夢を買っている。
実用性は二の次だ。

この戦い、僕は負けるわけにはいかない。

アデュー

(2010.3.2[Tue])

┃ またサンマルクにいる

サンマルクにて、隣の女性二人の会話が面白くて困る。

A「私の彼氏、ヤンキーじゃないんだけど、バイクとか好きで、この前もローンで金色のバイク買ってきたんだよね」
B「それ、ヤンキーじゃないの?」
A「ヤンキーじゃないよ。浮気もするし、借金もすごいけど、ヤンキーじゃない。私も尊敬してるし」

いやいや、ヤンキーじゃなくてもそれは問題だろ。

A「私、彼の50人目の女らしいんだけど、これで最後って言ってたから、大丈夫だと思う。私も自信あるし。」

うーん、多分だめじゃないでしょうか…?

ちなみに彼氏はバーテンらしい。

Aさんの幸せを祈っております。

アデュー

(2010.3.1[Mon])

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