┃ 暑い
暑い。
暑いのだ。
病弱な僕であるからして、非常に暑さに弱い。
(もちろん、寒さにも弱い)
で、最近苦肉の策で生まれたのが、保冷材を首筋に巻く、という方法である。
よくケーキなどを買うと入れてくれる保冷材、アレを凍らせておいて
薄手のタオルで包んでそれを首筋に巻くと
あら不思議、涼しいのである。
おためしあれ。
アデュー
2010年06月の日記
暑い。
暑いのだ。
病弱な僕であるからして、非常に暑さに弱い。
(もちろん、寒さにも弱い)
で、最近苦肉の策で生まれたのが、保冷材を首筋に巻く、という方法である。
よくケーキなどを買うと入れてくれる保冷材、アレを凍らせておいて
薄手のタオルで包んでそれを首筋に巻くと
あら不思議、涼しいのである。
おためしあれ。
アデュー
いま、テンションだけで
majiyabai.com
(マジやばい.com)
というドメインを取得したのだけど、
何に使っていいかわからない。
http://majiyabai.com/
鈴木くん、アイディアください。
アデュー
先日の日記に書いたように、僕は両親とそんなに会わないので、
大人になってから話した時間というのが極端に少ない。
電話は時々掛けるが、お互いに用件だけ述べて終わったりする。
かといって、別にお互いに嫌いなわけでもなく、核家族なので
まあ、そういうものかなと思っている。
で、先日両親と一緒に食事をして、久々に長く話をした。
そして、そこで思わぬことを聞いた。
曰く「ずっと年をとれば大人になると思っていたが、
60歳を超えても一向にそんなことはない」と。
64歳の父は、それをさらっと口にしていた(本人は「まだ若い」と言いたかったのかもしれないが)のだが、僕は「やはりそうか!」と
衝撃を受けたのだった。
--
というのも、僕自身今年で32歳になり、一般的には十分すぎる大人である。
しかし、精神状態は一向に大人びることはなく、
それどころか、逆に幼くなっているようにも感じる。
父に続けて母は「20歳くらいの感じでずっと人生を過ごしそうだ」とも
言っていた。
そうか。やっぱりそうか。
みんなそうなんだな。
うすうす感じてはいたけれど、やはりそうなのだ。
周りを見ても、大人になったヤツは一人もいない。
結婚しても、子供を産んでも、みんなきっとずっと気持ちは20歳なのだ。
--
そして、僕の「もやもや」は一つ解決したのだけど、それでも悩みは尽きない。
僕も32歳であるからして、人並みに人並みのことを考えることもある。
つまり、結婚、子供、そして死、などについてである。
で、この最後の「死」というものが厄介なのである。
なぜなら、経験者の話を聞けないからだ。
考えてもあまり結論が出ないのだ。あたりまえだけど。
--
そういえば以前、養老孟司の本を読んだら、こんなことが書いてあった。
「マンションというのは、エレベーターに棺桶が入らない。
つまり、死を意識していないのだ」
読んだ時は、「なるほどそうかもしれないなぁ」と思ったのだが、
前述の話を考えると、これは当たり前のことなのだ。
みんな20歳の心境で生きているのだから、死ぬなんて意識していないに決まっている。
--
話はちょっと変わるが、僕の仕事はネット業界である。
この業界は若いせいもあって、完全に「死」が組み込まれていない。
メアドはオーナーが死んでも生き続け、メールマガジンを受信し続けるし、
10年ログインしなくてもmixiではアカウントが生き続ける。
(最近、例外的にMyWebWillというサービスが出てきたみたいだ。
このサービスはTwitterで知った。自分が死んだあとソーシャルサービスでの行動(Twitterでの最後の一言、とか)をあらかじめ設定できるらしい。
実際見ていない。面白そうではある。)
--
では、逆に「死」を意識したらどうなるのだろうか。
例えば、学校でも仕事でも、「何事も、前もって準備しなさい」と言われる。
今日のうちに時間割を決めておけば、明日の朝慌てないから、とか
今夜中にこの書類を作っておけば、明日は違う仕事に取り掛かれるから、ということだ。
しかし、死を意識してしまうと、これはうまくない。
なぜなら、想定する「明日」が来ないかもしれない、ということになるのだ。
きっと何をやっても無駄に思えるだろう。
たとえば、僕は貧乏性なので、歯磨き粉を最後までひねり出して使う。
しかし、これを続けることで、一生でどのくらい節約になるかというと、
チューブ1本にも満たないだろう。
それでも、僕は死ぬことを前提としていないので、毎回頑張ってしまう。
ましてや、明日死ぬ、来年死ぬ、という時に、歯磨き粉のチューブを
必死でひねるだろうか。
人間の営みは、死を意識していないようである。
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もしかしたら、「死を意識していない」のではなく
「死から故意に目をそらしている」のかもしれない。
先程書いたように、意識するときっと破綻するのだ。
いや、違うな。
意識できないのかな。
そうだな。
きっとそうだと思う。
そうなんじゃないかな。
ま、ちっと覚悟はしておけ。
と思ったのだった。
--
と、ここまで書いて、これも20歳くらいの時から
ずっと同じようなこと考えているなぁと思った。
両親、偉大である。
アデュー
シャツクールを知っているだろうか。
小林製薬が出した、夏が涼しくなるアイテムである。
このスプレーをシャツにかけておくと、汗をかいた時に
スースーするのだ。
http://www.kobayashi.co.jp/seihin/syt_c/
これを同居人が発見し、僕に買って来てくれた。
僕はTしゃつにこれを振りかけては「おー、ひゃっこい!」などと
喜んでいたのだが、僕はお調子者であるからして、
先程こいつをパンツに振りかけてしまった。
最初は「あー、下半身も気持ち良い」とスースー感を楽しんでいたのだが、
徐々に性器周辺がヒリヒリするようなり、最終的に絶叫するくらいの痛みになった。
文字通り、僕は絶叫しすぐに下半身裸になって風呂に飛び込み、
下半身を洗って一命を取り留めた。
皆さん、シャツクールをちんちん周辺に使ってはならない。
(これ、世の中でけっこう被害にあっている人がいるんじゃないかと推測する)
アデュー
週末、1年ぶりくらいに両親にあった。
両親は今、箱根に住んでいるのだ。
僕は両親と仲が悪いわけではないのだが、近年殆ど合わない。
宇都宮にいる弟も含めて家族がそろったのは、前回は一昨年くらいの
祖父の葬式の時だった。
僕はもうちょっと父母と会いたいなと思うこともあるのだが、
向こうにあまりその気がないようで、長期休みは彼らだけで
旅行に行ってしまったりする。
濃密な家族もあれば、希薄な家族もあるのだ。
--
で、その父に先日買ったiPadを見せた。
新聞が読める、書籍が読める、などと説明していたら、
父はにわかに興奮し、僕はiPadをプレゼントすることになった。
ただ、ここで問題なのはiPadの「直感的ですから」というインターフェイスの
説明の少なさだ。
僕らにしたら、通信の設定もアプリのインストールも難しいことではないが、
彼らにしたらきっと難しいと思う。
なので、どうしたもんかな、と思っている。
--
箱根からの帰路、いかづら菩薩のムトウ君の実家に寄らせてもらった。
実家が酒屋を営んでいる、と聞いていたので、なんとなく予想していたが、
予想以上にまったりとした生活をしていた。
店は家のすぐ前にあり、広い敷地に所狭しとお酒が並んでいる。
それを彼は店先のベンチでビールを飲みながら、店番をしている。
うらやましい。
これほどうらやましいことはない。
あの条件だったら、昼寝や昼飯に家に戻れるし、本を読んでも
ツイッターしても文句を言われない。
「実家が家業」というのが、これほどうらやましかったことはなかった。
彼の住む、富士吉田市はうどんが有名なので、帰り道に食べた。
うどんはとても堅かった。
そういうものらしい。おいしかった。
--
そして、電子書籍についてだけど、iPadで青空文庫をちょっと読んでみて
分かったこと。
・いわゆる僕らが想像する電子書籍っていうモノとしては、まだちょっとハードルが高い。
・そのハードルは、時間が解決しそう。要は慣れだと思う。
・でも、紙の本と比べるもんじゃない。
・別物ととらえる方が自然な気がする。
という感じである。
そして、iPadだが、2日で見事に触らなくなった。
飽きたというより、何をしてよいものかわからなくなった。
次回の仕事の会議で使ってみようと思うのだけど、
それも別にノートPCで十分だし、これ一体何なのだろうか。
アデュー
僕らの青春、ジャミロクワイがこんなことになっとる。
うれしいような悲しいような。
--
本日iPadが届いた。
いやぁ、一日遊んでしまった。
楽しいね、コレ。
アデュー
鈴木君のブログで「ネット上で議論する」ことについて書いてあった。
彼は快く思っていないようだ。
http://suzukikb.blog97.fc2.com/blog-entry-748.html
僕も基本的に、匿名での誹謗中傷に近いやり取り(つまり2ch的な)は
あまり見ていて好きではないのだけど、
Twitterや、こういうブログ同士で意見を交わすのは嫌いではない。
Twitter上でも、著名人同士が議論していて、「ああ、こういう風に考えているんだな」と
思う時もあるし、自分で議論に参加しても、色々発見があって面白いからだ。
ただ、彼がブログで述べている「それが正常な状態か」というと、
確かに違うかもしれない。
論じている方は確実にハイになっているし、逆にそれを見ている方はビックリするくらい
覚めているものだ。
見ていて「ひどいな」と思うことも少なくない。
では、そういう意見の交換が全くない方がよいかというと、それはたぶん違う。
すべてがなあなあなコミュニケーションというのは、見ていてもっと心地悪い。
と、僕は思うのだが。
--
そういえば、僕の小学校でもディベートの授業があった。
僕の学校のやり方は、
・まず生徒を意見の有無はナシで、人数を半分ずつに分ける
・「性善説か性悪説か」「一番大切なものは何か」というような
絶対に答えが出ないようなテーマがが出され、それについて議論する
・最後に先生が総括を述べる
というものだった。
この「意見の有無はナシで」というのがキモで、これによって
ディベートは議論のための議論になるのだ。
つまりただのゲームである。
僕は結構これは嫌いじゃなかった。
--
まあご存じの通り、僕はリアルでも
「電子書籍か紙媒体か」という議論の末、1年半も友人と絶交していた(しかも最近)
ので、こういうのから遠ざかった方がいいのかもしれないな。
その節はご迷惑をおかけしました。
アデュー
孔子氏は「四十にして惑わず」とのたまったようなので、あと8年ほどは
人生に迷おうと思った僕である。
これ、イイね。
--
先週iPadが発売になり、当初静観を決め込むつもりだったのだが、
ネットで色々見ていたら我慢できなくなり、
予約してしまった。
しかし、発送が「6月」としか書いていない。
いつ来るのだろうか。
iPadを買った理由は99%ミーハー心だが、あえて1%理由があるとすれば、
「新しいインターフェイスは自分で触ってみなければわからない」
というところである。
いくら本や記事を読んで将来を考えてみても、まだ触っていないモノなので、正直分からないのである。
あ、こういうの、百聞は一見に如かず、というね。そうだNE。
というわけで、引き続き、電子書籍について書こうと思ったのだけど、またの機会にしようと思う。
なんか最近、Twitterやってるせいか、この日記を書く力がわいてこない。
アデュー
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