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┃ Label Master's Diary

2010年10月の日記

┃ 寒い

寒い。

本日は気温が11度だったらしい。
もう冬である。

そして、もうすぐ10月が終わる。
毎度毎度、早いものである。

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先日の日記通り、CDをAmazonで売り払っているのだが、
意外なものに高値がついて面白い。

the ピーズの「とどめをハデにくれ」は、プレミアが付いていて、
3500円で売れていった。

しかし!

このアルバムは名盤であり、僕も学生時代に愛聴していたCDである。
正直、3500円でも売りたくなかった。

また、僕の「青春の一枚」と言っても過言ではない
イースタンユース「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」は500円で売れていった。

とても寂しい。

逆に、どうでもいいCDは売れていくとうれしい。

なぜか家にあったマーカスミラーとか。
なぜか家にあったサザンのベストとか。

引き続き、心を鬼にして、引き続きCDを処分する。

アデュー

(2010.10.29[Fri])

┃ 埋まっている何かを掘り出しに行こう

なにこれ!

最高じゃないか!


Superchunk - Digging For Something

このままじゃいかん。
俺も、まだ見ぬ何かを掘り出しに行かなければ。

と、思いました。

アデュー

(2010.10.26[Tue])

┃ おかしい

先日の日記に基づき、粛々とCDを処分しているのだけど、
どうもおかしい。

端的に言うと、CDを手放したくないのである。

これについては熟考して、結論を出したはずなのに、
CDがアマゾンで売れていくたび、悲しい気持ちになる。

一枚一枚に、それぞれどこで買って、どういう時に聞いていたか
思い入れがあるので(もちろん、まったく記憶にもないものもあるけど)
それを手放すのがとても辛い。

じゃあ、いっそCDを処分するのをやめようかとも思うけど、
「じゃあこれ、一生持って歩くのか」と思うと
やっぱり違う気がする。

そんなわけで、人間はみな矛盾を抱えて生きているわけです。

アデュー

(2010.10.22[Fri])

┃ さよならCD

自宅のCDを処分しようと考えている。

というのも、置き場所を食うし、何より「CD棚がお気に入りのCDでいっぱいになっている」という
ことにあまり意味が見出せなくなってきたからである。

もちろん、僕はレーベル主催者であるからして、音楽は好きだ。
そして、CDというものも好きである。

CDというのは、ずっと僕の宝物だった。

CDはタバコみたいに頻繁に買うので、もちろん溜まっていく。
しかし、服や本は処分できても、CDだけはどうしても今まで捨てたり売ったりということができなかったのである。

CDを買うというのは、僕の青春そのものだったのだ。
わざわざ都内のCD屋をめぐって、帰宅してワクワクしながらCDプレイヤーにかける。

ジャケ買い、レーベル買い、などという技も覚え始めて、
CDを買うことは15歳くらいから10年間、僕のとっておきの楽しみだったのである。

実家に置きっぱなしものも含めると2,3000枚のCDたちは全部僕の宝物であったのだ。

--
しかし、ここにきて状況が変わった。
その8割くらいは、AmazonとiPodのせいである。

まず、Amazonで「手に入りにくいCD」というのがなくなった。

たとえば、今手元にSpectrumのCDがある。(silvertoneのもの)
このCDは日本版が発売になっていない。
つまり、輸入版で運良くタワレコで出会えるか、もしくは
ディスクユニオンを数件回って、やっと手に入るか、というものだったのだ。

しかし、今はAmazonで検索すれば一番安いものが出てくる。
レアなものでも3000円も出せば買える。

このような状況になって、手元にCDをストックしておく、という必要がなくなったのである。

もうひとつ、世間の流れのように、僕も音楽の7割くらいは
iPodで聞くようになった。
すると、音源はCDよりデータ(mp3)のほうが便利なのである。

今はAppleStoreでダウンロードして音源を買うこともできる。

この状況で、都内の高い家賃の場所を取って、CDを持っておく、というのが、
どうにも効率的でなくなってしまった。

よって、僕は「どうしても」というCDを500枚くらい残して
あとは処分してしまおうと考えている。

まさかこうなるとは思わなかった。
一生添い遂げようと思っていたCDたち、すまない。

でも、もう必要ないのである。

ああ、時代って流れるなぁ。

アデュー

(2010.10.19[Tue])

┃ もう秋です

夜になると涼しくて気持ち良い。

昨晩は散歩をした。


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先週は高円寺rootsだった。

一人芝居の人がいた。
あれはなんだったのだろう。

ひとみ嬢がずっと下を向いて震えていたので、
それを見て僕もつらかった。

--
先日、島田 裕巳「葬式は、要らない」という本を読んで、
ようやく我が父のスタンスが理解できた。

僕の父は、極度に宗教を嫌う無神論者なので、先日祖父が死んだ際も、
葬式らしい葬式がなかったのだ。

祖母は激怒していたのだけど、これが市井の民の本来の死に方で、
豪華な葬式というのは異様なのだ、ということが、この本を通して理解できた。

作者は人文系の学者で、曰く
「日本は欧米に比べて、異様に葬式費用が高い。
歴史をたどっても、今のような葬式の形態は戦後からで、
戒名は一握りの人しか付けられなかった」
という。

背景には、サラリーマンが増え核家族が増えたせいで、
檀家制度が崩壊し云々、という内容なのだが、
要は「普通の人が死んだだけなのに大げさ。どうせみんな死ぬんだし」ということに尽きる。

そんなわけで、父が葬式を挙げなかったり、(自分が死んだら、もちろん葬式は不要だし、できれば献体に出してほしい、と言っている)
お墓ではなくモニュメントを建てたのも、気持ちは分かる。
(まあ、これも時代が経てば変わるのだろうけど)

と、こんな無駄な教養を付けているおかげで
僕は全くうだつが上がりません。
どうしたらよいでしょう?

アデュー

(2010.10.13[Wed])

┃ 今週末ライブあります

KPUSとミサワテンプルのライブです。

2010年 10月9日(土)@高円寺Roots
inutic records+exGGS presents - Good fellow

前売:¥1,500
当日:¥1,800
(1Drink別)
OPEN:18:00
START:18:30

・SUSUMU TANIMOTO a.k.a 谷本進(NEVER LOSE)
・Slowbbery hot cakes
・35℃
・Kill the poltergeist urban security
・misawa temple

よろしくお願いします。

アデュー

(2010.10.5[Tue])

┃ Xデイ

今日を持って、10月に入った。
もうあと3カ月でお正月、というのはにわかに信じがたい。
どういうことなんだろうか。

で、僕は今日という日を迎えるにあたり、失望と落胆でいっぱいである。
どういうことか!

そう、今日からタバコの値上げが実施されるのである。

僕が吸っているタバコは300円から一気に410円に値上がりする。
実に1.37倍の値上げである。
(この数字を出すにあたり、わざわざ今電卓をたたいた。)

これはもうめちゃくちゃなことである。

たとえば、コカコーラのペットボトルはコンビニで150円であるが、同じ比率で考えると
これが205円になるのである。
(ここで律儀な僕は、また電卓をたたいた。)

また、タクシーの初乗りは都内で710円であるが、これは972円になる。
同様に、都内の一般的な世帯向けのマンションが5000万円だとすると、1.37倍で、6850万円である。
(律儀かつ暗算ができない僕は、すべて電卓をたたいた。)

1.37倍というのは、このように恐ろしい数字なのである。

こういうことがまかり通ってよいのだろうか。

--
さらに危惧すべきことがある。

神奈川県では、飲食店の「分煙」を義務付けるそうである。
「まあ、分煙ならしょうがないよね」と思うかもしれないが、
飲食店というのはそうそう広いところばかりではない。
カウンター7席のバーだってあるのだ。
こういうところは、「分煙」できないから「禁煙」にするしかない。

これはどんなにおかしいことか、気付かないのであれば、
君はバカだ。

なぜ法律とか条例で、個人の自由を侵害するのか。

一般的に人体に害がある(と言われている)とはいえ、別に禁じられているものではない。
(そして、禁じられるべきものではない)
こういうことはまかり通ってはならない。

そんなわけで、僕は「下目黒喫煙解放同盟」を設立することにした。

喫煙の自由を求め、運動をするつもりである。

主な活動としては

・この日記に愚痴を書く
・同じくTwitterで愚痴を書く
・ベローチェに行く

という行為を持って、真の自由を獲得していきたい。

ちなみに、会員は僕だけである。

アデュー

2010.10.2[Sat]

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