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┃ Label Master's Diary

2011年12月の日記

┃ 音楽はいいですね

先日から立て続けに、友人のライブにいくつかお邪魔したのである。

友人のライブというのは楽しいもので、その演奏が良くても気持ちいいし、
悪くてもそれなりに楽しい。

これが、知らないバンドだと、そうはいかないのである。

でもって、「ライブでしか会わない人」という人がいて、
彼らにもまた会えたのがうれしかった。

ご存じかどうか知らないが、
僕はしばらくバンドやイベントから遠ざかっていた時期があって、
ただ単にその時期、仕事が面白かったりしただけなのだが、
まあいろいろ理由をつけては、バンド活動やらイベントやらをやらなかった。

で、それはそれでまあ良いのだけど、やはりさびしいのである。

前も書いたけれど、僕はさびしがり屋が高じて東京にいるようなものなので、
誰かと会ったり、音楽やらアートを共有することは、非常に重要なことだったのだ。

ちょっと最近忘れておりました。

なので、色々頑張ろうと思います。

とりあえず、2/18に高円寺でイベントやるので、皆さまよろしくお願いします。

アデュー

(2011.12.21[Wed])

┃ カニの思い出

もうかなり昔のこと。

当時、僕は某メーカーに勤務しており、木更津の工場にいた。

僕は昔、パソコン製造のためのシステムを作るエンジニアだったのだ。

木更津は海がある。

数名の同期と共に入社した僕らは、いつも海から吹いてくる向かい風と戦いながら、
自転車をこいで出社した。

毎朝、決まったように、風は僕らに向かい風で吹いてくるのだった。


その日は、新しい試作モデルのイベント直前。

部全体が慌ただしく、納期に追われるエンジニアたちのため息で
オフィスが靄がかったような空気だった。

Y先輩と僕は、液晶モニターのチェックのためのコードを書いていた。

直前の仕様変更で割を食うのは、いつも現場に近い僕たちだ。

何日か午前様が続き、深夜に栄養ドリンクばかり飲む日々が続く。

そのうち眼が血走ってきて、意識も朦朧としてくる。
何度か「もしここで逃げだしたら楽だろうな」というようなことを考え、それを打ち消した。

夜2時が回った頃、僕は息抜きを兼ねてトイレに行った。

トイレは総務部の近くに行く。そのトイレが社内で一番キレイだからだ。

通路を歩くと、他の部署には誰もおらず、電気も消えていた。
すこしワクワクしながら、トイレに着き、小便器の前に立つ。

ふと下を見ると、カニがいた。

紅葉の葉っぱぐらいの大きさで、ゆっくりとハサミを揺らしながら歩いている。

僕はあっけにとられた。

トイレにカニがいるのはおかしな話だ。

もしかしたら、そろそろヤバいのかもしれないな、と思った。


僕はデスクに戻り、今にもエクトプラズムを吐きだしそうなY先輩に言った。

「今ね、トイレに行ったら、カニがいましたよ」
「カニ?」
「そうそう、あの横歩きする、カニです」

Y先輩は、しばらく僕の顔を見た後、「カニか」とつぶやいた。

そして、目をパソコンモニターに移すと、

「まあ、ここは海が近いからねぇ」

と言った。

僕も「まあ、海が近いですからね」と言った。

その夜は長く、そして暗かったと思う。


数カ月後、僕は会社を辞めた。

風の噂では、Y先輩も続けて会社を辞めたらしい。

なぜトイレにカニがいたのか、未だに不明である。

アデュー

(2011.12.15[Thu])

┃ 90年代リバイバル

音楽やファッションで、最近80年代リバイバルが来ている。

たとえば、ディスコビートもそうだし、蛍光色のスニーカーなどもそうだ。
スパッツ、肩パットも原宿に行けば大勢いるし、中にはとんでもないでかいサングラスをしている輩もいる。

僕らが青春を過ごした90年代から00年代は、70年代のリバイバルブームがあり、
ベルボトムを履いてレニクラなんかを聞いていたわけである。

当時からも、おじさん達から「ベルボトムなんて恥ずかしい」と言われていたのだが、
今度の80年代リバイバルは、僕らもうっすら覚えがあるだけに
みていてちょっと恥ずかしいところがある。

とはいえ、当時と全く同じではなく、若干現代風にアレンジされているので、
違和感はあれど、嫌悪する気持ちまでは至らないのだが。

で、最近友人と話していただのけど、
あと5年もすれば、きっと本格的に90年代のリバイバルが来る。

90年代と言えば、グランジ、スケートカルチャーなんかが有力で、
そうなると、ぼろいジーンズとか破れたネルシャツを着て、
ニルヴァーナみたいな音楽を聴くのだろうか。

しかし、前述のように90年代はそもそも70年代色が強かったので、
90年代のオリジナルというのは、なかなか少ない。

そんななか、本命は「スケーター/B-BOY」のラインで、アイテムとしては
・ダボパン(めっちゃ太いズボン)
・えらく長い布のベルト
辺りが来るのではないかと思う。

もっといくと、DJ hondaなんかが、幅を聞かせるかもしれない。

すると、音楽もスヌープドギードッグとか、Dr ドレーみたいなオールドスクールの
ヒップホップが来るんだろうか。
(オールドスクールも、それ自体がリバイバルだけども)

そんなわけで、時代を先取りしたければ、Dj honda である。

頑張って欲しい。

アデュー

(2011.12.12[Mon])

┃ 生協

日記が気持ち悪いと言いつつ、「おちんこ」で放置してしまった。
これじゃ人格を疑われてしまう。

なので、今日は生協についてであります。

初台の新居、特に不満もないのだが、唯一「スーパーが近所にない」というのが難点なのである。

ちなみに、「スーパーがない」と言ってもコンビニとか100円ショップ、ドラッグストア、オリジン弁当などはあるので、
引っ越す前は「なんとかなるか」とたかをくくっていた。

スーパーで買うのは食品とか生活用品であるから、
コンビニでも多少割高だろうが、代用が効くと思っていたのである。

で、当初は結構なんとかなっていたのだが、やっぱり困ることがる。
たとえば「魚食いたいな」と思った時に、やっぱりコンビニで魚は売っていないわけである。

トイレットペーパーや牛乳などは買えても、やっぱり無理だった、スーパーないのか、と探してみるけど、最寄のスーパーは遠い。

で、我が家が導入したのが生協である。

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そもそも、現代においてAmazonがこれだけ幅を効かせる世の中である。
通販的な生協は、非常に我々若者の生活と相性がいいのだ。

生協は僕が子供の頃、実家でもやっていた。
同居人に聞くと、やはりそうだという。

他の生鮮食品の通販も考えたが、やはり馴染みのある生協に決めた。

で、驚いたのが、生協のシステムである。

僕らが子供のころに使っていた、紙の注文用紙。
アレをまだ使っているのである。

もちろん、ネットからも注文できるのだが、あの用紙が出て来た時は
ショックを受けた。
おそらく、世の主婦たちは、あの方法が一番しっくりくるのだろう。

何度か利用してみたが、生協はなかなか良い。

商品に安全をうたっているので、気持ち安全な気がするし、
よく探せば、おいしくて割安なモノもある。

これからどんどん利用しようと思っている。

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ちなみに、どうもお友達割引みたいなのがあるようなので、興味ある人は
紹介しますよ。

アデュー

2011.12.3[Sat]

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