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┃ Label Master's Diary

2012年08月の日記

┃ 部屋を借りた

しばらく前から、副社長の鈴木君やミサワのテツ君達と共同で部屋を借りている。

新宿駅から徒歩5,6分の、ぼろいビルの一室である。

皆、自分の住むところは別にあるので、完全に遊び場として借りているわけである。
贅沢な話だ。

「住むところ以外に部屋を借りる」というのは、ある種男のロマンであるように思う。
誰かのエッセイでもそのような体験談を読んだ気がするし、
つげ義春の漫画にも妻に内緒で部屋を借りる、という話がある。

そこではペルソナの生活というか、非日常の生活が待っていて
ワクワクするわけである。

それに加えて、僕たちはいつでも「たまり場」を求めている節があった。
高校の時に占拠していた部室や、大学時代の鈴木君の部屋、
サークルの部室、など、目的もなくダラダラするところが欲しいのだ。

そこで漫画を読んだりコンビニ弁当を食ったり、ちょっと青臭い話をしたりする。いいじゃないか。

そんなわけで、新宿にイイ部屋が見つかったのもあり、皆で借りた。

--
で、数カ月たったわけだが、これが見事に利用されない。

僕は引きこもりがちであるから、2,3週間に一度しか行かないし、
言っても特にやることがなかったりする。
鈴木君に至っては、仙台に住んでいるので、来ようと思っても来れない。

なので、他のメンバーたちに有効活用してもらって、
我々は「盛り上がり待ち」といった様子である。

ただ、このような場所があると、たまに知らない人との出会いがあったり、
なかなか普段会えない人と会えるので嬉しい。

出費はあるが、特に欲しいものもなくなってきた三十路の独身にとっては、
良いお金の使い道だと思う。

さて、そんなわけで、一緒に部屋をシェアしてくれるメンバーを募集します。

オフィス代わりにしても良いし、昼寝スペースにしても良い、
新宿で一番日当たりの悪い部屋に参加してみませんか?
http://office.inutic.com/

もっと楽しくなればいいなぁと思う。

アデュー

(2012.8.31[Fri])

┃ 人間関係のリセット

時折、人間関係をリセットする人がいる。

以前の友好関係を断ち、連絡を取らない。
これは、自然に疎遠になるわけではなく、故意にシャットアウトする方法をとる。

電話には出ない。
ネット上でもSNSのアカウントを変えたりやめたり、「以前書いていたブログはあの人が見てるから」という理由で
新しくしてみたり。

引っ越しに似た煩わしさがあると思うが、もしかしたら気分が変わって良いのかもしれない。

僕はそのようなことはしたことがないので分からないのだけど、
まあ確かに大人になれば連絡のとりづらい人の一人や二人いて然るべきで、
まあ理由もわかる気がする。

しかし、時々それを結構頻繁にやる人がいて、これは正直頂けない。

「過去に不義理があったのではないか」「人間関係でもめたことがあるのではないか」と
思ってしまい、その延長には
「この人は信用できないかもしれない」
「嘘をついたり、人を憎んだりする人なのかもしれない」と思ったりする。

--
Facebookは、過去の人間関係を無理やり掘り起こしてきたりする。
これはときには結構面倒くさい。

もちろん、逆に「おお、この人いた!元気かな!」という時もあるが、
連絡を取らないのはやはり理由があるわけで、全部が許容できることは少ない。

FACABOOKで見かけても、無言でスルーした、という経験は僕にもある。

しかし、前述の人たちは、わざわざ名前をちょっと変えてみたり、
アカウントを消したりして全力で逃げる。

これはやっぱりどうかと思うのだ。

「高校時代の友人は一人もいない」とか
「大学の友達は切った」(人間関係を断ち切ることを「切る」というらしい)
というのは、何というか悲しいものだし、
なんかダメな人なんじゃないか、と思ってしまう。

もちろん、人間関係が苦手、というひとはいるだろうし、
それがダメだということはないのだけど、
「なんだかなぁ」と思うのである。

アデュー

(2012.8.28[Tue])

┃ 目が悪くなった

前にも書いたけど、目が悪くなってしまった。

僕は近年、メガネをかけていたのだが、これは殆ど度が入っていなくて
まあ伊達メガネのようなものだった。

メガネをかけ始めた理由は単純で、人に顔を覚えてもらえないからだった。

なので、メガネ+ヒゲのキャラで人に覚えてもらおうと思ったのだ。

そのメガネを作るにあたり、視力はとても良好だったが、若干卵子が入っている、というのが検査で分かり、
それを矯正しつつメガネをかけていた。

それでも、裸眼で見えていたし、別にメガネは不要だったのだ。

しかし、ここ一年ほど、近視になってしまった。
なので、眼鏡も作りなおした。
(余談だが、レンズだけって替えてくれるのだね、メガネ屋さんは)

理由は分かっている。iPhoneばかり見ているせいだ。

最近、ベットの中とか喫茶店にいるときに、ずっとiPhoneをみている。
特に必要のないサイトを見たり、Twitterを覗いたりしている。

あれは画面も小さいし、スルスル動くから、きっと目によくないのだ。

困った。

メガネが手放せなくなってしまった。

癪なので、今度は度入りのサングラスを作ってやろうかと思っている。

アデュー

(2012.8.24[Fri])

┃ ライターさん募集してます

ちょっとお仕事がらみで、ガンガン文章を書き飛ばせる
ライターさんを募集しています。

初心者でもOKですので、もし気になった方、
ご連絡ください。

こちらから
http://www.inutic.com/contact.html

アデュー

(2012.8.23[Thu])

┃ ヒップホップ熱

ずっとロック一筋できた僕であるが、33歳にして
ヒップホップに目覚めてしまった。



ロックも大概バカっぽいが、ヒップホップは輪をかけてバカっぽい。

だがそれが良い。

16歳に戻れたら、今度はギターじゃなくてマイクを握りたいと思う。

アデュー

(2012.8.21[Tue])

┃ 夢破れるということ

これを読んだ。

【夢の終わり】 16年間売れなかったお笑いコンビの解散報告ブログが結構きつい
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51734601.html

僕の周りには、音楽をやっている人が多くて、まあわりと「夢を見て」やっている人も多かった。

ただ、その熱量は様々で「マイペースにやって、上にいけそうなら行く」という人もいれば、
「絶対に成功する」と腹をくくっている人もいた。

皆、もう30歳を超えてきて、そろそろやめる人も多くなってきている中で、
思うことがあるのだ。

--
まず、夢破れることは、悪いことじゃない、と思う。

もちろん、夢は叶う方が良いのは当然だけど、夢がかなうのはゼロorイチではなく、結構曖昧である。

そして、その線引きは難しい。

人間、自分の才能がある程度見極められて、きちんと努力していれば、
絶対ある程度のところまでは行く。
これは僕が保証する。

上記の漫才師も、「TVに何度か出た」と書いてあった。
これなど、夢が一部叶っているように見える。
きっと人生の楽しい思い出になるだろう。

しかし、彼らはそれで生活できなかったのだから、結果的に「夢破れた」形になったわけだ。

「人生は思い出作り」なんじゃないかと思っている僕からすると、
そういうことなら、夢破れても全然悪くないじゃないか、と思うのだ。

しかし、多くの人は代償に、貴重な時間を失う。

これへの後悔が「夢破れた」悲しさを裏付けてしまうと思うのだ。

ただ、考えてみてほしい。

彼らは、仮に夢に向かって走らなかったら
本当に幸せだっただろうか。

人生80年のうち、10年を夢見て過ごせたら、こんな有意義な時間の過ごし方はない。

夢を追うことは、決して悪いことではない、と感じる。

--

また、ある人は、チャンスを失う。

就職する機会、とか、結婚する機会を、夢によって諦めてきたケースも散見する。

ただ、これも「たられば」の話で、仮に「やりたいことを諦めて就職しました」が
幸せなんだろうか。

夢と引き換えに職を得て、ある程度のお金と地位を得て、
それが果たして人生において、そんなに重要なのか、と僕は思うのだ。

--
人は、結構都合よくできていて、飢えて寒さに凍えてでもいない限り、
わりと幸せを感じられる、と思う。

さっきの彼も、「次は家族のためにお金を稼ぐ」という夢ができた。

それに向かえるのは、一度自分が納得いく形で夢破れたからだ。

もう次の目標があるのだから、きっと幸せじゃないかと思う。

--
そんなわけで、あなたも私も、夢を持って生きていきましょう。

夢、ロマン、そして愛。

これが重要なのであります。

アデュー

2012.8.18[Sat]

┃ お盆である

さて、お盆なのである。

僕の家は、お正月とかお盆とか集まる風習がないので、
2日ほど伊豆に行った以外は家にいるのである。

で、やることも特にないので、サイトを作りました。

Twitter経由でCDのポップが作れるサービス
http://twipop.net/

これはつまり、お気に入りのCDをアマゾンのリンクと共にTwitterで紹介できる、というものでありまして、
CD屋さんにある「ポップ」、これを意識したわけであります。

まあ、このサイトは実は先々週ぐらいから作っていて
色々手を入れていたら、こんな感じになったわけである。

是非使ってみてください。

--

で、久しぶりにプログラミングをしたわけだけど、今はPHPのライブラリが
豊富で、ホントなんでもすぐ作れるのだ。

これも、TwitterのAPIとAMAZONのAPIを使ってみたのだけど、
「この辺の処理面倒くさそうだな」と思ったところが
全部ネットに落ちていた。

何かを作るには、今は本当に良い時代である。

アデュー

(2012.8.16[Thu])

┃ ニート

また日記の間が空いてしまった(最近こればっかり)

最近、ソーシャルメディアというものが発達して
ちょっと気にかかったことなどを、そこですぐに発言できてしまうので、
わざわざここに書く理由がなくなってきているのである。

とはいえ、もう10年ほど日記を書いているものであるから
書かないと決めるのもさびしい。

そんなわけで、たまにはこちらに何か書いてみようと思うわけである。

--
さて、最近僕の中で「ニート」に非常に興味がある。

「ニート」と言っても、もう僕も良い歳であるから「無職」の方が
おそらく近いのであるが、
まあその、無職ともまた違い、ちゃんとどこからか生活費ぐらい稼いでくる「ネオニート」というものに
非常に興味があるわけである。

前にも書いている通り、僕は極度の怠け者であるからして、
「どうせ労働するなら、なるべく効率よくやりたいな」と思うのだ。

で、短時間働く、とかレバレッジを効かせて、みたいなことを考えていたわけだけど、
そもそも「会社に属する」というのは、結構効率が悪い。

というのも、まずは通勤。
これは僕は免除されているけども、職場に行く時間というのは無駄に感じる。

あと、会社独自の根回しとかコミュニケーションというのも、効率がよろしくない。

つまり、一人で生活費ぐらい稼ぐ方が早いじゃん、と思うわけである。

で、そうなると、僕が得意なのはネットで、それでお金を稼ごうと思えば、割といける。

そういうのを実践している「ネオニート」に最近、立て続けに数名会ったのだ。

彼らは、よく言えば自由業、悪く言えば無職、という感じで、
だいたいフラフラしている。昼まで寝ていたりする。

ただ、それだと干上がるから、彼らはネットを上手に使って
月に20万円なら20万円、稼ぐ仕組みを作るわけである。

正味の労働時間は、おそらく1日1時間ぐらいだと思う。
あとは漫画を読んだり、寝て過ごす。

うらやましいではないか。

そんな人々に毒されて、どうも僕もそっち路線に行った方が
幸せなんじゃないかな、と思うのだ。

どうもあまり社会人は不適合だったようだし、何より彼らは楽しそうだ。

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そんなわけで、もしかしたら次回会ったら無職になっているかもしれないので、
そこんとこよろしくお願いします。

アデュー

(2012.8.9[Thu])

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