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┃ Label Master's Diary

2012年09月の日記

┃ 台風

台風が来た。

昔はこういうことに、一々はしゃいでいたような気がするが、大人になってからは面倒なだけである。

だが、こういうところに老化が見られると思うので、
今度の台風ははしゃいでいきたい。

アデュー

2012.9.30[Sun]

┃ クレジット生活

ふと思い立って先日から「日常の生活費を全部カードで払ってみる」という生活をしている。

本などには、よく「カードは使うな」みたいなことが書いてあるが、
おそらくこれは浪費癖がある人のことだと思う。

どうせ同じ支払いであれば、カードで払った方がポイントも付くし、支払いも延ばせるし、
良いことが多い気がする。

無駄使いさえしなければ、デメリットが思いつかないのだ。
(いや、もしかしたら怖いのかもしれないけども)


しかし、一つ困ったことがある。

それは僕が最も頻繁に使うドトールがクレジットに対応していないのだ。

なので、コンビニ、ファミレス、その他全部クレジットカードで払っても、
ドトールだけ現金で支払うことになる。

これが結構面倒くさい。
小銭こそ、カードでさっと払ってしまいたい。

そんなわけで、最近毎度ドトールのカウンターで憤怒している。

怒トールというわけである。

アデュー

2012.9.29[Sat]

┃ 秋

自宅では裸族の僕が、家でも服を着る季節になってきた。

アデュー

(2012.9.28[Fri])

┃ たい焼き

初台には、1軒タイ焼き屋さんがあって、引っ越してすぐに発見し、
ずっと一度行ってみたいと思っていたのだ。

で、今年の春先にお店に行ったら、休みであったのだ。

「あーあ、今日休みか。しょうがない、出直そう」と思って、
ふと張り紙を見たら、
「秋が来るまで休みます」
と書いてあったのだ。

なので、僕は夏の間ずっと待った。

今週末に行こうと思う。

今、それだけが生きがいです。

アデュー

(2012.9.26[Wed])

┃ VOXのアンプ

同居人も元バンドマンであるので、我が家には機材がたくさんある。

初台に引っ越してくるときに、エフェクターなどはかなり処分したのだが、
アコギ、エレキギター、ベースが数本ずつ、そしてやれタイコだのキーボードだの、良くわからないものがたくさんある。

しかも、使えば良いのだけど、それらは殆ど触ってあげられない。
なかなか時間と気分が合わないのである。

で、ギター類だけであれば、物置に突っ込んでおくことができたのだが、
最近、「大物」が我が家に来た。

それはVOXのアンプである。



このAC30というアンプである。

これが馬鹿でかい。
なんせ横幅は1mぐらいあるのだ。
重さも30kg近い。

こんなものが我が家に来てしまった。

これは、同居人が本気でバンドをやっていた頃のもので、
これを持って、やれ大阪だ東北だと、ツアーに行っていた。

よくこんな馬鹿でかいものを運んでたものである。

そして、同居人のバンドが停滞し、このアンプは都内のスタジオに預けられていたのだが、
このたび、戻ってきたのである。

--
ギタリストは、音にうるさい人が多い。

僕は正直、まったく音の良しあしが分からないので、
何も語れないのだけど、ギタリストは、音にとことんこだわる人が多い。

で、ギターやらエフェクターを変えてみているうちは良いのだが、
どうも最終的に「アンプの良しあし」に落ち着くらしい。

まあ、最終的に音を出すのはアンプなのだから、それは分かる気がする。

で、「アンプ貧乏」などと言って、ギタリストはバイト代をどんどん
アンプに費やすのである。

このアンプも、アマゾンで見たら、定価が20万円もする。
当時フリーターだった同居人には、大きな出費だっただろう。

しかし、きっと彼女なりのこだわりがあったのだと思う。

AC30は名器と言われているらしく、使っている人も多い。

良いアンプである。
(僕は音は分からんけど)

しかし、我が家に置いておくには邪魔である。

というわけで、誰か使う人いませんか?

手放すには思い出があるのでつらいそうなのですが、
我が家に置いておくのは邪魔なのです。

ご連絡お待ちしております。

アデュー

(2012.9.25[Tue])

┃ ギター壊すビリージョー

演奏時間が足りなくてキレるビリージョー氏のギター破壊。



で、これネック側持って叩きつけるわけですが、
これ僕的にはダメなんですよ。

通は、ボディー側持って、ネックの方をいくんですね。

こういう風に。



ちなみにステージ破壊は、一種のファンサービスなのでしょうが、
色々な形態があって面白いです。


たとえば、このリッチーブラックモアは何がしたいのか分からないですが、
地面に刺そうとしているところがグッときます。

刺さるかよ。




あと、Green Dayだと、この「出火させてから歌う」という
牧歌的なステージ破壊は、なかなか感心させられます。

http://www.youtube.com/watch?v=PcZRHON860I

これまた、ドラムに火を付けていますが、見どころは、
いつのまにかケツが丸出しなところです。




そして、今日見た中で、一番意味がわからないのは
レッチリのフリーのインタビューでした。



お前、何がしたいんや。

アデュー

2012.9.23[Sun]

┃ サボテン男、陥落す

先日、100円ショップを冷やかしに覗いたら、サボテンが売っていた。

サボテンと言っても、とんかつのサボテンではなく、あのとげの付いた植物のサボテンである。

命宿るもの、すべてに愛をそそぐことを座右の銘にしている僕であるから、
そのサボテンにも愛を注ぎたいと思った。

というか、この年になって、僕は一人前にサボテンというものを
飼育したことがないのでちょっと興味を持ったのである。

「よし、買おう」と思った。

小さい鉢だし、きっとサボテンは飼育が楽にきまっている。
なんせ、砂漠で生きているやつなのだ。

いくつか鉢があったので、一番勢いよく伸びているものに手を伸ばした。


しかし!

なんということか、サボテンは僕を敵とみなしたのか、とげを僕の指に突き立てた。

というか、僕が勝手にとげに刺さった。
ここまで「とげは硬くて痛いもの」という概念を忘れていたのである。

正直、痛かった。

飼い犬に手をかまれたような気持ちになって、気持ちは冷めてしまった。

そして、その日はそのまま帰った。

--

しかし、翌日もその翌日も、サボテンのことが気になって仕方がない。

なんか、ここでサボテンを飼わないと、僕は一生サボテンに縁がない気がした。

長年、男の貞操を持て余したことがある僕は知っている。

「ここぞ」という時に突っ込まないと、機会はそう何度もないのだ。

「よし、買いに行こう」

そう思って、先程100円ショップに向かった。

しかし、サボテンはそこにはなかった。
売り切れてしまったのだ。

ショックだった。

やっぱりあの時、とげに負けず買っておけばよかった。

チャンスの女神に後ろ髪はない、という。

サボテンを買い損ねた僕は、一人前になれないまま
ドトールでアイスコーヒーを飲んで帰った。

悲しかった。

ということがありました。

アデュー

2012.9.22[Sat]

┃ メールのタイトル

僕も現代人のはしくれであるからして、日に何通もメールが来るわけである。

仕事、プライベートその他いろいろなメールが来るのだが、そのタイトルも様々である。

で、問題はこのタイトルなのであるが、
目に見えて「面倒くさそうだな」というタイトルのものがある。

主に仕事がらみであるのだが、「見たくない!」と思うものがたまにあるのだ。

例えば、
「【至急】先日のデータについて」

みたいなもの。

うわ、至急かよ。何があったのよ。となる。

もしくは、バンド関連だと

「もうバンド辞めます」

みたいなタイトルが来ると、げんなりする。

おい、もう少し物事を良く考えろ、つかメールでそんな重要なこと連絡してくんな、となる。

でも、しょうがないので開封すると、やっぱり面倒くさいことが書いてあり、
結果的に面倒なことになる。

そんなことを積み重ねていくと、だんだんメールを開くのが億劫になり、
例えば深夜にそのようなタイトルのメールが来ると
「あ、これは見なかったことにして、明日にしよう」
となる。

そうなってくると、どんどん未読メールが貯まり、
コミュニケーションはブレイクダウンし、誰かクレームを入れてきて、
子供たちが泣き叫び、遠雷が轟き、結果的に僕は
「ああ、もうだめだ」
となります。

電話して来い!

アデュー

(2012.9.21[Fri])

┃ 良いアコギ

僕もおかげさまで御年33歳、あれ34歳だっけ?あれ?
まあ、そんな年齢であるので、ここはひとつ、一生使えるアコギが欲しいなぁとか思うのである。

僕がメインで使っているのは、学生時代に先輩から譲り受けた
キャッツアイというブランドのもので、
これがイイ感じで良く鳴る。
キャッツアイは既に生産中止しているので、通の人に見せると「おお」と言って喜んでくれることもある。

このギターでボブディランのスリーフィンガーを練習したり、
ストリートで歌ったりと、思い出がたくさんあるので、これは手放すつもりはない。

しかし、やっぱりアコギを弾いていると、マーチンが欲しくなるのだ。

マーチンは、アコギのロールスロイス、みたいなもので、
すごく良い音がする。
しかし、それ相応に高い。
今は安いモデルが出ているようだが、まあまともに買うと2,30万円は
覚悟した方が良い。

そういえば、と思って周りを見回すと、皆結構イイ機材を使っている。

大体、「学生時代にローンで買った」というものか
「就職して初ボーナスで買った」というものが多い気がする。

これはたぶんモデルケースとしてすごく良くて、
そういうテンションが上がった時期でないと、なかなか三十万円もするギターに手が出ないのである。

かつ、僕は貧乏性というか、「無駄に高いものを買うのがかっこ悪い」と考えている節があって、
例えば、クリスマスにフレンチのコースを食べに行く、とか
アルマーニのジャケットを十五万円で買う、みたいなことを
バカバカしいし、恥ずかしいと思ってしまう。

まあ、これは完全に価値観の違いなのだが、そういう性癖もあって
マーチンに手が出ないのだ。

しかし、よだれを垂らしても、マーチンは降ってくることはないわけで、
もし買うなら今しかない。

というのは、あと10年経って45歳でアコギを買っても、
弾ける時間は限られてしまうのだ。

しかも、おっさんが高いギターを買うというほどかっこ悪いことはない。

なので、もし買うなら今なのだ。

うーむ、どうしようか。

おっさんがギターを買う、ということに関しては、もう上記の年齢であるから、
もう既に手遅れな気もする。

しかも、別にキャッツアイで困っているということはない。
ただ、漠然と「買ってみようかなぁ」という程度なのだ。

うーむ。
どうしたものか。

最近、そんなことで悩んでいる。

アデュー

(2012.9.20[Thu])

┃ ヒゲ帽子

お会いする方は良くご存じと思うのだが、僕はここ数年
「ヒゲ+帽子」のスタイルである。

三十路を越えると、結構どんな格好をしてみて良いかわからなくなり、
普通にティーンの恰好もしづらいし、かといって
セカンドバッグを持ったりするのもツライものがある。

なので、「30代でどんな感じが一番良いか」というのを模索しているうちに
ヒゲが伸び放題伸びてしまい、かつ寝癖がすごいので
帽子をかぶっていたら、これが楽なので定着してしまった。

さらに、僕は最近メガネをかけており、
ヒゲ+防止+メガネ だと、素顔がほとんど分からない。

本当は紅顔の美少年であるので、皆さまに見せて差し上げたいのであるが、
今日のところは「デキシードザエモンズ」のドラムの人の写真でも見ててください。

アデュー

(2012.9.19[Wed])

┃ バッグ続き

で、先日の続きである。

女性用のバッグと聞いて、そういえばひとつ名前を思い出したものがあった。

「そうそう、アレはどうかね。先日若い子と話していて、その子が『欲しい』と言っていたんだが」
「なに?」
「えーと、なんだったかな。サマンサ…。あ、そうサマンサ・タバタ、だ」
「タバタ?」
「そうそう、サマンサ・タバタ。君は知らないのかね?」

そう言って、僕は得意げにGoogleの検索ボタンを押したのだ。

すると、Google先生はこういった。

次の検索結果を表示しています: もしかして サマンサ・タバサ

タバサ、か!

なんだよ、サマンサ・タバタって!
田端、関係ねえだろ。

と、自分で突っ込んだ。

そう、僕は「サマンサ・タバサ」を「サマンサ・タバタ」と勘違いしていたのだ。

恥ずかしい。

まあ、そんな感じで、「同居人に良いバッグ計画」はとん挫した。

もうしょうがないと思う。

アデュー

(2012.9.18[Tue])

┃ 同居人のバッグ

三十路独身であるからして、当然のように色気のない生活をしている。

色気がない、すなわち女っ気がないと、その分野の情報が入ってこない。
具体的に言うと、美容やコスメ、そしてファッションなどである。

いや、正確に言うと、僕には同居人がいて、それは紛れもなく女性なのであるが、
あまり女性っぽさが見えない、いや、まあ見せない、ので、
気分は男やもめ暮らし、という感じなのである。

で、化粧品とかダイエット器具とか、別に興味もないし
用途もないし、つまりどうでもよいのだが、ファッションはちょっと別だと思っている。

というのも、僕は常々「男は、お洒落に気を使わなくなったら終わりだな」と感じでおるのである。

(かといって、今現在、僕がとてもお洒落かというと、それは異を唱える方も多いと思うのだが、それは置いておいて
「気にしなければならない」という気持ちだけはあるのである)

で、それは社会人であればなおさらである。

最近はあまりなくなったが、僕は一時期、それこそ銀座やら麻布やらのお洒落なお店に
連れて行かれるようなことが続く時期があった。

すると、やっぱりその辺にいる人は、きちんとしたものを身につけている。
靴はピカピカだし、スーツの仕立てもよさそうだ。

ユニクロで買ったジャケットを羽織って、フリマで買ったスニーカーを嬉々として履いている自分がちょっと恥ずかしくなることもあった。

おそらく、それに気押されて商談ごとがうまくいかないこともあるに違いない。

ファッションとは、そういう意味もあるようなのだ。
TPO重要なのである。

--
まあ、僕は良いのだ。
人に会うことも減ったし、いざとなればなんとかなる自信がある。

問題は同居人である。

彼女は独自の美意識を持っており、有体に言うと「変な格好」ばかりする。

最近は随分マシになったが、一時期彼女の中のファッションのテーマが
「イタリアのおじさん」となった時は、
どこから見つけてきたのか、だぶだぶのスラックスなどを履いていて、
それで仕事に出かけるので、見ていて冷や汗をかいた。

同居人は、至極まっとうな勤め人であるから、ふうてん気質の僕とは違い、
着るものも、よりまともでなければならない。

そこにはお金を割いても良いはずなのだ。

ある日、彼女のバッグが壊れた、という日があったので、
すかさず僕は提案した。

「君きみ、そろそろ35歳であるし、良いバッグの一つでも持ってみたらどうかね」
「なんで?」
「君もそろそろ社会人として、そういうところを見られると思うのだよ」
「そうかな」
「そうだよ。例えば、キミの上司がボロボロの革靴を履いていたら気になるでしょう」
「そうねぇ」
「それと同じで、キミが安っぽいバッグを持っていたら、気になる人がいると思うよ」
「そうねぇ。じゃあ、どういうのがいい?」

そこで僕は答えに詰まった。

「良いバッグ」というのは、世の中にはあるはずだ。
しかし、それが具体的にどんなものか、あまり想像していなかった。

かろうじて自分で分かるのは、「ルイ・ヴィトン」ぐらいのものだ。
しかし、さすがにそれは彼女の好みと違うのは分かる。

じゃあ「シャネル」だろうか。いや、それも違う。
「グッチ」「プラダ」「コーチ」、うーむ。せいぜいこの辺までである。
正直、あとはわからない。

しかし、そこでブランド名が出てこないというのも、情けない話だ。
彼女の手前、ここはひとつ、気のきいたことを言いたかった。

(続く)

アデュー

(2012.9.14[Fri])

┃ 歯医者に行った

前から書いている通り、歯医者が苦手なんである。

苦手というか、苦手の言うレベルではなくこれはもう宿敵なんである。

宿敵といえば、菜っ葉におけるハモグリバエみたいなもので、農家の方々も戦々恐々とするのである。

歯医者が嫌な理由はいくつもあるが、やはり「逃げ場がない」というのがパニック的にきつい。
痛いのは最悪我慢できるが、逃げ場がないのはこれ、どうしようもないのだ。

口の中に手を突っ込まれているわけであるから、そのままちょっと席を外すわけにもいかない。

これは困ったことなのだ。

--

で、そんなわけでかれこれ4年ぐらい歯医者に行かなかったのであるが、
今回、「歯ぐきが陥没する」という事態が起こり、
これさすがに僕も怖くなって歯医者に行った。
ちなみに急患扱いだった。

歯が痛いことは4半期に一回ぐらい起こることで、
その時期は、バファリンを飲みながら悶々とする。

飯は食えないので、パンを丸飲みにしたりする。

で、1週間もたつと、痛くなくなるので、そのまま4年も経ったのだ。

しかし、今回は「歯ぐきが陥没する」という事態を舌先で感じた時、
「虫歯ウイルスが脳まで浸食し、最悪の場合死にいたる」
という元歯科助手の友人の言葉を思い出し、
半泣きになりながら、歯医者に駆け込んだのだった。

受付の女性に色々聞かれ、早速診療となった。

ただ、おかしなもので、先程まであれほど切羽詰まっていたのに、
問診を受けているとやや心が安心し、
「あまり虫歯を放置したと告白するのも恥ずかしいな」などと
無用な恥じらいが生まれた。

そしてモゴモゴ言った後、結局僕は「なんか歯に違和感がある」というキレの悪いことを言い、
医者は「はあ」と言った。

そのままレントゲンを撮った。

医者曰く、なんのことはないただの虫歯だそうだ。

ただ、4本も虫歯があるので、治療に半年かかるらしい。

これにはめげた。

そして、めげてめげて、現在に至る。

アデュー

(2012.9.11[Tue])

┃ 出無精

自分でライブをやるときや、イベントをやるときというのは、
やはり一人でも多く人に来てほしいと思う。

これは「自分たちの音を聞いて欲しい」というのもあるが、
突き詰めると「皆さん、僕を認めてください」という承認欲求なのだと思う。

こう書くと「なんだかくだらないな」と思うわけだけど、まあそうなのだから仕方がないのだ。

で、反面、僕は余程のことがないと誰かのイベントの類に行かないし、
友人であってもライブに行くことは稀である。

これはパニック障害的な事情もあるのだが、やっぱり突き詰めると
「面倒くさい」ということになる。

ただ、全然興味がないかというとそうではなくて、条件さえ合えば
できるだけ足を運びたいと思っている。

まあなかなか条件が揃わないので、やっぱり自宅から出ないのであるが。

なので、誰かが「認めてください!」と声高に叫んでいるのに
家にいるのは申し訳ないと思うことが多々ある。

ライブのお誘いやイベントのお誘いを頂くと、うれしいし、参加したいと思う。
しかし、やっぱり電車に乗るのは嫌だし、遠くに行くのもつらいし、
人がたくさんいるところも苦手なのだ。

なので、結果として家で悶々とすることになる。

皆さま、いつも本当に申し訳ない。

そんなわけで、僕がライブに来ない、とかその手のことは
一切気にせず、僕と遊んで欲しいと思う所存でございます。

もしくはワープできるマシンをください。

アデュー

(2012.9.10[Mon])

┃ 冷蔵庫

冷蔵庫を新調した。

それまで使っていた冷蔵庫は、僕が大学に入学するときに
買ったもので、かれこれ15年ほど使っていた。

壊れもせず、よくもったものである。

それなりに掃除して使っていたし、機能的にも特に壊れたところはなかったのだが、
やはりもうちょっとだけ容量が欲しいな、と思ったので、
買い換えることにしたのである。

で、18歳から一人暮らしをして、色々なものを買ったが、冷蔵庫というのは買ったことがなかった。

なので、相場が全然わからない。
大体10万円ぐらいじゃないかと思っていた。

試しにアマゾンで見てみると、なんとこれが2,3万円である。

家族用の大きいものは5,6万円するのだが、僕が欲しいのは
今よりちょっとだけ大きいものだったので、安かった。

そして、おそらくこれがまた10年程度使えるのだろう。

そう思うと、白物家電の需要なんぞ、そうそうあるわけがない。
テレビも炊飯器も電子レンジもヒーターも、今どきそんなに壊れないのだ。

買い換えるのはパソコンぐらいのものだろうか。

あとは上記のものがない国で売るしかない。

そう考えても、日本の家電メーカーはきつかろうなぁと思ったのであった。

ちなみに、今回の冷蔵庫は冷凍部分が下の方にあるので、
ガリガリ君が取りだしやすくて便利である。

アデュー

2012.9.9[Sun]

┃ ムヒ派キンカン派

夏も終わりであるが、良く蚊に刺される。

いきなり余談で恐縮だが、蚊はなんで刺した後痒くするんだろうか。

痒くなければ、少しぐらい血液をあげても当方差し支えない。

むしろ、喜んで差し出すぐらいである。
痒くするから打たれるのだ。

雉も鳴かずば撃たれまい、というが、蚊も痒くせねば殺されずに済むのだ。

で、本題だが、痒くなると我慢ならないので、我々は薬品を塗る。

ここで、やっぱり、メジャーなのはムヒである。

僕は以前、ムヒのチューブをしげしげ眺めたことがある。
作っている会社は池田模範堂という会社で、おそらくムヒばかり作っている会社じゃないかと思う。

そして、最近ムヒはロゴが変わった。
ちょっとお洒落な感じだ。

あの白い半練り、いかにも効きそうな気がする。

先日までは僕もムヒ派だったのだ。

ムヒの王道感というのはなかなかのものである。
60年代のバンドで言うと、さしずめビートルズじゃなかろうか。

--
対して、ムヒ派と血みどろの殴り合いをしている派閥がある。

いわゆるキンカン派である。

キンカンは僕は使用したことがないのでいま調べたところ、
金冠堂という会社が作っているようだ。

池田模範堂 VS 金冠堂

イイ感じである。

こちらはビートルズに対して、ローリングストーンズだろうか。

あの黄色い感じが、なんともブルージーである。

--
概ね、虫さされは上記2派に分かれるのであるが、ここに乱入するのが、ウナである。

ウナは興和株式会社というところが作っている。
ウナコーワというのは、興和からきているようだ。

ウナは、一言でいうと、刺激的である。

ウナクールという過激派の一派に至っては、虫さされを忘れるぐらい
スースーする。

バンドで言うと、これはやっぱりキンクスである。

「なんだかよくわからない」「あまり目立たない」「でもいい気もする」という感じである。


--
さて、前述の通り、僕は30年間ムヒ派であったが、このたびウナ派に転向した。

ウナ転である。

もう、マージービートだのだるいことは言ってられないのである。

かゆみはすぐそこまで来ている。

ウナ、特にウナクールは、そのスースー加減がすごい。
一度使ったら病み付きになってしまった。

皆さんもぜひウナを体験して欲しい。

--
まあ、そんなわけで、特に訴えたいことはないのである。


アデュー

2012.9.8[Sat]

┃ 舶来のたばこ

日ごろから引き籠っており、特にお金を使わないのであるが、
唯一、お金が掛かるのがタバコである。

僕が吸っているLARK ONEは一箱410円。1カートン10個入りで4100円である。
これを大体1週間で消費するから、大体1カ月で12,000円から15,000円ぐらい使っていることになる。

そもそも「衣食住」などと言って、人間食って住めて着れれば生きていけるのだ。

家賃は東京なので少し高いかもしれないが、
服はフリマか古着屋で買ってくるし、食事はもっぱら松屋かオリジン弁当かドトールですませるので、
タバコにこんなにお金をかけるのは至極馬鹿げたことである。

しかし、タバコというものは専売品であるからして、セールで売っていたりしない。
しかも、税金がたんまりと掛かっているので、やたらと割高である。

先日、友人の鈴木君に「キミはモノを底値で買うプロだな」と毀誉褒貶入り混じった
お褒めの言葉を頂いたわけであるが、さすがの僕でもタバコを底値で買うことはできないのであった。

--
しかし、今は便利な時代である。

なんとインターネット経由で、海外のタバコが買えるのだ。
それを発見した時、僕は小躍りした。

フィリピンだと、タバコが一箱100円ぐらいである。

これをGETすれば、タバコ代が浮くわけである。
いわゆる個人輸入というヤツである。

僕は早速、Winstonというタバコを15カートン(150個)、16000円にて購入した。
送料込みであるから、1箱100円ぐらいだ。
これはしめた、と一人ほくそえんでいた。

そして、待つこと1週間。

いよいよ郵便局からタバコが届いたのだが、様子がおかしい。
郵便局員があらかじめ電話してきて、お金を用意しろという。

どういうことかと聞くと、なんと、これが世に聞く関税というものなのだ。

これは中学校の頃に勉強した。
国をまたいで貿易すると、税金が掛かるわけである。

その額、36000円。
本体は16000円であるから、約2倍の税金だ。

なるほど。うまい話はないものだ。

これにはがっかりした。

結局、関税を36000円支払い、合計で52000円払って、150個のタバコを手に入れた。

1個当たり350円である。

まあ安いと言えば安いが、たいして安くもない。

しかも、このフィリピン産のタバコ、非常にまずい。
何より苦い。

さらに、このような失態の成果であるから、余計に苦い。

人生にはつらいことがたくさんあるものである。


そんなわけで、最近は、日々この苦いタバコをくわえて生活している。
やるせない気持ちである。


世の中、うまい話はない。
うまい汁はそうやすやすと吸えない。

うまくないタバコなら我が家に150個あるが、そのパッケージは文字がにじんでいる。

これはフィリピン産だからか、涙のせいだからか。

ベランダで秋風に吹かれて、そんなことを考えている。

アデュー

(2012.9.6[Thu])

┃ キュプラ

夏も終わりの夜、僕は一人でトイレにいた。

トイレにいて、やることは3つしかない。
大便か小便か覚せい剤である。

僕はその時、おりしも大便をしていたのである。

さて、大便というのは、便器にまたがってすんなり出るものではない。

もちろん、すんなり出ることもあるが、それは稀である。
多くの場合、便器にまたがった後に、踏ん張って、気張って、時には力を抜いて、
そして「その時」を待たねばならない。

僕も待っていた、「その時」を。
踏ん張り気張り、そして力を抜きながらも、じっと待っていたのである。

残暑もあるなか、汗が落ちるか落ちないかというとき、ふと祖母のことを思い出した。

今は亡き祖母は優しい人だった。

いつも破顔一笑、ニコニコしており、時には厳しく教えてくれた。
思春期になると、そんな祖母を疎ましく思い、距離を置いたこともあったが、
孝行できぬまま亡くなってしまった。

もう祖母が亡くなって何年も経つが、果たして僕は田舎を訪れることもなく、
この東京の片隅で踏ん張っているのだ。

今度の法事には顔を出そう、そう思った時、

僕の肛門が

「キュプラ」

と言った。

秋はもうすぐだ。

アデュー

(2012.9.5[Wed])

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