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┃ Label Master's Diary

┃ 年末

ああ、また日記を書いていなかった。

あっという間今年も終わるわけである。

今年は副社長の鈴木君が結婚したり、
僕の仕事がより良くわからない感じになったり、
会社を作ったり、古着を売ったり、引っ越したりした。

何はともあれ、健康で幸せなので、良いと思います。

アデュー

(2013.12.31[Tue])

┃ 近況

また間が空いてしまった。

いかんいかん。

最近は最近で、まあ適当にやっている。

7月は仕事ばかりしていた。
8月は暑かった。

「適当にやると、適当な結果になる」というのが、どうも僕の人生なわけであって、
35年間適当にやってきた集大成として、なかなか適当な人生になっており、味わい深いものがある。

こういう人生が送りたかったはずなのだが、
「あれ、これでいいんだっけ?」みたいな感じになるのはなぜだろうか。

別に不満もないし、幸せなんだけども。

--

そういえば、先日知人のお葬式で10年ぶりぐらいに会った女性と
帰りがけにお茶をした。

当時から「なんか面白い人だなぁ」と思っていたのだけど、
まあやっぱり面白い感じになっていて、
これもまた味わい深い。

僕が時間を過ごしている間、この人もやっぱり時間を過ごしているんだな、と思った。

身近な近況報告とともに「久しぶりに会えてよかった」というような話をした。

帰りがけに、駅前で彼女がスタスタと宝くじ売り場に向かったので
「どうしたのですか?」
と問うと、
「あたし、なんか嬉しい事があったら宝くじ買うんだよね」
と言って、3枚のくじを買っていた。

なんだか素敵な気持ちになり、僕もその場で一枚買い求めた。

その日は、そのまま駅で別れた。
「またどこかで会いそうですね」
みたいな言葉を交わした。



宝くじは外れていた。



アデュー

(2013.9.19[Thu])

┃ 人間は変わらない

最近、思うことの一つとして「人間はそんなに変わらない」というのがある。

それは年をとるほど顕著で、僕のようにもう35歳だと、
これから良くも悪くも、ほぼ「僕は変わらない」のだと思う。

人間性というのは時間を積み重ねて形成されるわけで、
生い立ちから思春期、そして成人するぐらいまでは、どんどん変わる。

ネガティブな人がポジティブになったり、
社交的な人が内に篭る性格になったりするだろう。

ただ、成人したあとというのは、おそらく変わらない。
変わるとしても、ゆっくり時間をかけて変わるのだと思う。

先日、実家に帰った時に父が「年は65だが、精神は20のままだ」と言っていた。

おそらく、これは本当なのだと思う。

大人になってから、性格が短時間に変わるというのは、
よほどのことがないと無いのだ。

--
例えば、部下や上司、友人、親族など「この人のここが変われば」
と思ったことがあると思う。

しかし、これはおそらく不可能だ。

すっぱり諦めるか、受け入れるに限る。

自分についても同様かもしれない。
もちろん、投げやりになるのは良くないが、それでも受け入れることが大切なんじゃないかと思う。

僕は出不精だし、飽きっぽいし、本当に自己嫌悪に陥ることが多いのだが、
これは「変わろう」と思うよりも、環境を変える方が効率的な気がする。

もちろん、ダメな部分は直したいけども、きっと根本は変わらない。

なので、諦めることが肝要じゃないかと思うのだ。

うーん、違うかなぁ。
わからんな。ドーナツ食べよう。

アデュー

(2013.5.14[Tue])

┃ いろいろ変わらず

また間隔が空いてしまった。

最近も相変わらず特になにもなく、穏やかに暮らしている。

あまりに何もなさすぎて、これが悩みである。

僕の人生、これからドラスティックに変わることがあるんだろうか。

変化は望んでいないのだけど、退屈である。

ああ、もう5月だなぁ。

アデュー

(2013.5.9[Thu])

┃ かっこよい大人になるための3要素

また感覚が空いてしまった。
日記、頑張って書かねば。

さて、本日は「かっこいい大人になる」ということを考えてみたいと思う。

僕は今年35歳になるのだが、
やっぱりカッコ良い大人でいなければならないと思っている。

で、先日から立て続けに「この人の生き方、かっこいいな」と思った人と会い、
話をするうちに、いくつか発見をした。

ここで僕が、「かっこいい大人」における3つの要素を定義したので聞いて欲しい。

それは

1、余裕があること
2、自信があること
3、謙虚であること

これである。

若い頃の「かっこいい」というのは、例えば「おしゃれだ」とか「イケメンだ」とか、
「背が高い」「やさしい」とかそういうものだったと思う。

この辺の要素ももちろんあるのだが、「かっこいい大人」というと、ちょっと違ってくる。



まず第一に、「余裕があること」、これはとても重要だ。

切羽詰ってテンパっている大人というのは非常にカッコ悪い。
仕事や家庭に追われて愚痴ばっかり、というのは最悪だ。

ここでいう「余裕がある」というのは、精神的なものだけでなく、
「経済的に」「時間的に」というのも重要である。

お金がない、時間がない、というのは、やっぱりかっこいいことではない。


第二に、「自信があること」。

自己評価が低く卑下してばかり、いじけてばかり、というのは、これまたカッコ悪い。

「どうせ俺は」とか、そう言う言葉は厳禁である。
この手の感覚は誰しもあるだろうが、二十代のうちに封印すべきだ。

ちなみに、心底自分に自信を持つというのは、結構難しい。
そんな時は根拠のない自信でも良いと思う。
とにかく、いじけないこと、これが大切だ。

まあ、根拠のない自信というのも心もとないので、若い頃大きな仕事の一つや二つは
こなしておいたほうが良いのだろうなと思う。


最後に、「謙虚であること」、これを忘れると、一気にカッコ悪くなる。

余裕があり自信があると、どうしても謙虚さを忘れがちだ。

過去に成功体験が有り、自分に自信を持つほど、態度は横柄になっていく。

しかし、これが禁物なのだ。

若い人や目下の人に対して、ぞんざいな態度をとると、周囲が一気に冷める。

この瞬間、カッコ悪い大人の完成である。

--

そんなわけで、「余裕があり」「自信があり」「謙虚である」ということ、
気をつけていこうと思うわけである。


ちなみに、僕がティーンの時に思っていた「カッコ悪い大人像」というのがあって、
これは「いい年ししてロックTとかサングラスとかして、スタジオに来るおっさん」というものである。

スタジオに行くと、週末ミュージシャンみたいなおっさんがいて、よくクダを巻いている。
至極かっこ悪いと思っていた。

ただ、自分が実際におっさんになってみると、気持ちは複雑なものである。
スタジオ行っちゃうし。



まあ、そんなわけで、どうも大人になる階段を上りそこねている
僕であるが、せめてかっこよい大人になりたいなぁと思った次第です。

アデュー

(2013.3.19[Tue])

┃ 株とFXと

今年に入って、株をはじめた。

僕は良くわからないのだが、最近アベノミクスというのが頑張っているおかげで
株価がどんどん上がる。

なんか知らない間に結構儲かってしまった。

また、ずっと止めていたFXも再開した。

これまた順調すぎて怖い。

二つとも、今のところ損はしていないどころか
大きく勝っている。



それにしても、株とFXをやっていると何ともおかしな気分になる。

FXは結構乱高下するので、一日に2,30万円ぐらい得したり損したりする。

2,30万円という金額は、とても大きい額だと思うのだけど、
だんだん慣れてくると感覚がマヒしてくる。

「ああ、5万円損したな」とか「ああ、今日は15万円か」とか
そういう感じで、実感が付いていかず、
本当に数字のゲームみたいだ。

この感覚は危うい。

株はそれほどではないにせよ、やはり同じような感じがする。

また、最初は「普通預金だけじゃもったいないし、大きく損しなければいいか」という感じで
はじめたのだけど、これだけ数字が動くと欲も出てくる。

ちょっと儲かったらやめておけばいいのだけど、「もうちょっと」という感じで
粘るから負ける。
「ああ、やはり昨日でやめておけばよかった」となる。

人間、弱いし愚かなものである。

いや、それは俺だけか。

アデュー

(2013.2.13[Wed])

┃ 寝るのが好き

僕、寝るのが好きなのである。

正直、ずっと寝ていたいと思うし、可能な限りそうしている。
土日、ずっと寝ていることもある。

ただ、先日ある人に言われた。

「寝てるってのは死んでいると一緒だよ」と。

なるほど、確かに一日8時間寝るとすると、人生の3分の一は寝ているわけだ。

で、80歳まで生きるとして、45歳まで不眠でいて、
45歳からずっと寝ていたら、45歳で死んだのと同じことになる。

まあ、そんな簡単な話ではないのだろうが、
僕は「人生は寝ることが幸せ」と信じて疑わなかったので、
目から鱗が落ちた。

ちょっと前、実家に帰った時に何かの折に母親からこう言われた。

「あなたは本当によく寝る子だった」

確かに、子供の頃はまだしも、高校生ぐらいになっても
隙があれば寝ていた。

受験勉強している時も、必要以上に仮眠をとっていたし
大人になっても本当に良く寝ている。

どうなんだろうか。

僕、仕事を頑張るときも「今頑張れば、後でゆっくり眠れる」と
考えている節がある。

そう考えると、僕は心の奥底で「死にたい」のではないか、と思った。

ワナダイ系男子、ここにも一人います。

アデュー

(2013.1.30[Wed])

┃ NIRVANAのコピーバンドする

去年、ネットで知り合った人とニルヴァーナのコピーバンドをすることになった。

NIRVANAは僕の青春であるからして、心躍るわけである。

僕が学生時代、NIRVANAのコピーバンドをやっていて、殆ど全部の曲をコピーしたことがある。

しかし、実際ここ10年ぐらい、なんとなく離れていたのだ。

34歳にして、青春が取り戻せそうでワクワクする。

バンドってやっぱりいいな。

アデュー

(2013.1.28[Mon])

┃ 株始めた

ずっとやりたいと思っていた、株をはじめた。

はじめるにあたって、色々な人に聞いて回ったのだが
「とりあえず、好きな会社の株を買ってみて様子を見るといいよ」
ということなので、
手始めにソニー、ソフトバンク、アップルの株を買ってみた。

今は株価が上がっている、というニュースは見ていたのだが、
実際に自分で買ってみると、やはり実感が違う。

ソニーは購入時から25%も値上がりした。
これはすごいことだ。

しかし、ソフトバンク、アップルはイマイチなので、殆ど儲けはない。

僕は何事もはまり込みやすい性格なので、まずは頑張って
慣れるところから始めたい。

アデュー

(2013.1.23[Wed])

┃ 不良とパニック障害

昨日書いた塾の話で、もうひとつ思い出した。

僕が塾に行くのが嫌だったのは、先生以外にももう一つ理由があった。

それは、「不良がいたから」である。

ただ不良がいるだけなら良い。

しかし、同じ塾に「僕を殴った不良がいる」だと話が違うのである。

そう、僕はあるとき、本屋で立ち読みをしていたら、他校のヤンキー2人に絡まれ
そのまま本屋の駐車場に連れていかれて殴られた、という経験がある。

というか、殴られただけでなく、バットで頭を叩かれた。
あと、回し蹴りも食らった気がする。

目が腫れ、頭から血が出た。
本当に怖かった。


しかも、その直後にその二人のヤンキーが同じ塾であることが判明した。

僕は中学生の時は割と勉強ができたので、一番上のクラスだったのだが、
もう一個下のクラスにはそのヤンキーがいる。
(クラスは成績順だった)

それはそれは恐怖である。
なんせ、成績が下がって一個クラスが下がると僕を殴ったヤンキーと同じ教室になるのだ。

勉強にも身が入るというものである。

しかも、宇都宮は狭い街なので、街中でばったり会ったりする。

もうほんと嫌な青春時代だった。

--

で、思い出したのだが、僕はその事件の直後、極端な対人恐怖症になってしまったのだ。

知っている人はいいのだが、知らない人が怖い。

道を歩いていて、向こうから人が歩いてくると、怖くてたまらない。

いきなり殴られるんじゃないか、と思い、呼吸が荒くなり心拍が上がる。

結局、関係ないのに脇道に入って遠回りして帰ったりした。

僕は今、持病でパニック障害があるのだが、これのルートをたどると
ココに行く付く気がする。

それまでは健やかに生きてきたはずなのに、そこで何か変わってしまったようだ。

今はさすがに「殴られるんじゃないか」という恐怖はないが、それでも知らない人が苦手だし
人混みが嫌である。

こういうのを「トラウマ」というのだろうか。

困ったことである。

--

さらにもうひとつ思い出した。

結局、無事に高校に合格したのだが、高校にはそのヤンキーの友達が何人か進学して来ていた。

で、これは我ながら病的だな、と思うのだけど、
そのヤンキーの友達が僕のことを笑っている気がしたのだ。

「あいつ、殴られた奴だぜ」と。

実際にはきっとそんなことはないに決まっている。

しかし、当時(というか今でも)そんな気がする。

なので、僕は同級生で、「ちょっと顔見知り」というぐらいの人が
極端に苦手である。

--

というようなことを、すっかり忘れていたのだが思い出した。

嫌な気分だ。

今なら、良いパンクソングが書けそうな気がする。

アデュー

(2013.1.10[Thu])

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